- 本記事は、以上のお悩みを抱えた方に向けて、スキーのダイエット効果についてご紹介したい内容となっております!
さて、冬になるとどうしても寒くて運動を控えがちになり、ぶくぶく太りやすいシーズンになってしまいますよね?
とくに雪国に暮らしている方ではその傾向が顕著なのではないでしょうか♪
本記事を書いている私自身も雪国育ちで、現在も雪の多い新潟県で暮らしていますが、お手軽に外でランニングなんてことは困難を極めます・・・
そこで困っている方に対して、本記事のテーマであるスキーのダイエット効果についてご紹介していきたいと思います。
『というかお前誰なんだよ!』って思われた方も多いかと思いますが、それについてはお手数ですサイトの紹介を読んで頂けたらと思います。
管理人Dr.k自己紹介&ダイエットの理念
はじめまして! このサイトを運営している元アスリートのDr.Kです。 手短にサイト運営者である私の自己紹介と、私が考えるダイエ ...
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ちなみに私は元アスリート上がりの人間で、現在は登山ガイドの資格を持ち、冬はバックカントリーを楽しむスキーヤーでもあります。
バックカントリーとはゲレンデを使わない自然の雪山を登って滑るスキーのことを言います。
イメージとしては以下の動画をご参照ください!
まさにスキー場ではない自然の雪山での滑走です!
では少し余談を挟みましたが、以下の内容にて話を進めていきます。
最後まで読んで頂けたら楽しくこの冬を過ごせるかもしれませんよ♪
冬だからこそで体を積極的に動かしておきたい理由
『また春になったら動き出そう!』って思われている方も中にはいるかもしれません。
ぶっちゃけその考えは絶対にやめた方が良いです。
継続しなくなったら全てが鈍る
なぜなら、体を動かく期間が春先まで約3ヵ月近くあるのですから、その間に確実に体が鈍ってしまいますし、体の代謝機能は確実に落ちます。
さらに再始動するときに体も気持ちも鈍ってしまい、下手したらダイエット自体を放棄してしまうリスクもあるのです。
これが最も最悪なケースであって、せっかく芽生えた向上心や成長意欲が鈍ってしまうことです。
例えばですが、長期の休みをもらって会社を休んだり、学校を休んだりした場合、休みの最終日は最悪な心理状態になったりしませんか?
『また明日から仕事か・・・』『また明日から学校に行かなくちゃ・・・』
1日、2日くらいだったら全く思わないことなんでしょうが、一週間も休んだりしたら気持ちを奮い立たせるの大変ですよね?
それと同じように、3ヵ月も体を動かさなかったらどうなるか想像できますよね?
鈍るとは体の感覚、気持ちも全て鈍ってしまうのです。
だからこそ、どんな状況であろうと出来ることを探す努力も必要なのです。
ダイエットを頑張る方にスキーをおすすめしたい理由
もしダイエットを頑張っている方で、現在雪国に暮らしている方、もしくはフットワークが軽く遠出するのも苦にならない方は是非ともゲレンデに足を運んで頂きスキーを頑張ってみませんか?
スキーをおすすめしたい理由は3つあります!
- 消費カロリーが高く効率よく痩せることができる!
- トレーニングは1週間に一回だけで良い!
- 目的をもって楽しみながら出来る!
以上のように、スキーは消費カロリーが高くダイエット効果に優れたスポーツです。
そしてダイエット効果に優れているだけでなく、トレーニングも週一だけでOK!
さらにモチベーション維持のためにも目的をもって出来るメリットがあります。
とは言え『本当にダイエット効果に優れたスポーツなの?本当に痩せるの?』って疑問はあると思いますので、以上の内容を解説していきたいと思います。
スキーは想像以上に消費カロリーの高くダイエット効果に優れる!
皆さんは、ゲレンデで1時間スキーを滑った場合のおおまかな消費カロリーを知ってますか?
知ってたら、あなたは相当の健康オタクに違いないです(笑)
その人の体の体質や1時間で滑りこんだ量にもよりますが、ザックリ約300~450kcalくらいになるでしょう!
もちろん、休憩ばかりしてたらそれ以下の数値にはなります。
スキーを1時間滑った時の消費カロリーはランニング1時間に匹敵する
実はこれってランニングを1時間走ったのと同等のカロリー消費に価するんですよ!
これって凄くないですか?
だって、ランニングで1時間なんて、よっぽど好きでタフな人でないと続かないですよね?
それに対してスキーは1時間どころでは物足りないはずですよ!
私だったら何度もおかわり頼んじゃいます(笑)
少なからず、そこそこ滑る方は計4~5時間くらいはゲレンデ内で滑っているのではないでしょうか?
ともすると、一日の滑りこんだ時間をさっきの300~450kcalにかけてみると・・・
約1200kcal~2250kcal
ザックリと以上のような消費カロリーに相当します!
ランニングは確かに有酸素運動として優れていますが、長時間継続するには辛い面があります。
対しスキーなら同等の消費カロリーですし、休憩なしで滑っている人たちの消費カロリーは尋常ではないのでしょう♪
では、なぜスキーはこれほどまでにエネルギーを使うのでしょう?
筋肉はエネルギー代謝に優れた存在
実は、筋肉はエネルギー代謝に大きく関係しており、筋肉モリモリの方の方が圧倒的に代謝がよく太りにくいのです。
具体的な説明に関しては本記事では割愛させて頂きますが
筋肉量アップ=代謝量アップ
この関係からして、筋肉はダイエットに欠かせない重要な要素なのです。
そしてスキーは筋肉を最も酷使するスポーツであるのですよ!
では、なぜスキーが筋肉を酷使するスポーツなのか以降の項でじっくり解説していきます。
スキーで使われる筋肉
- 大腿四頭筋 (太もも前方部分)
- 大殿筋 (お尻の筋肉)
- ハムストリング (太もも後方部分)
- 腓腹筋 (ふくらはぎ)
- 脊柱起立筋 (背中)
- 腹直筋 (腹筋)
以上を筋肉量の多い順番で並べてみました。
しかも、これらはスキーでも酷使される筋肉になります。
ちなみにこれらの中で最も筋肉量が多く、スキーで一番使われる筋肉が1番の大腿四頭筋です。
さらに大腿四頭筋は体の筋肉の中でも一番大きな筋肉でもあります!
もちろん、下半身の筋肉だけでなく、けっこう上半身の筋肉も酷使しまよ!
ガッツリ滑りこむと背中のあたりが激しい筋肉痛に襲われます・・・
このことからスキーは全身運動とも言えますね!
スキーは想像以上に下半身の筋肉を酷使している
スキー経験者の方であれば恐らく体験済みかと思いますが、シーズンはじめに滑ると大半の方が下半身の筋肉痛で悲鳴を上げるのではないでしょうか?
その筋肉の代表例が大腿四頭筋になるわけですね!
ちなみに大腿四頭筋の筋肉は太ももの表側と側面の筋肉にあたります。
この辺が猛烈に筋肉痛になりやすい箇所です。
そして、もう一つ筋肉痛になりやすいのが太ももの裏側の筋肉『ハムストリングス』です。
ちなみに、スキー上級者はこのハムストリングスを酷使していると思われます。
基礎スキーから学んでいる方と、我流で滑っているスキーヤーでは滑り方が全然違いますし、自ずと使っている筋肉も違ってきます。
まあ、ここではあくまでもダイエットを目的とした記事ですので滑り方云々は置いておきます。
どちらの滑り方でもダイエットに効果的であることには変わりありませんしね(^^♪
登る時よりも降りる方が筋肉は酷使される
この大腿四頭筋、ハムストリングスですが、どちらも荷重に耐える筋肉です。
高いところから低いとろこへ移動する際の衝撃を受け止める時に酷使され、自分の体重以上を簡単に支えてしまうほど強い筋肉なのです。
意外に思われるかもしれませんが、登山では登りよりも降りの方が下半身の筋肉を酷使し、筋肉痛を作る原因になっています。
当たり前ですが、山の下山の際は荷重が非常に大きくなるため、自分の体重+落下時の衝撃がプラスされると倍以上の負荷がかかります。
そんな超荷重に耐えるため、大腿四頭筋は体の中で最も大きい筋肉であり、スキーのように常に動荷重がかかりまくっているスポーツではより大きい筋肉を作る必要があります。
だからこそ以下の関係性が成り立ちます。
筋肉量アップ=代謝量アップ
この関係性から、大腿四頭筋を効率よく鍛えられるスキーは代謝が向上しやすくダイエットに向いていると言えます!
上半身も鍛えられるスキーの魅力
意外とスキーで筋肉痛になりやすい筋肉があるのですが、これが脊柱起立筋という筋肉です。
簡単に説明すると背中の筋肉ですね!
基本、スキーは下半身メインの活動ですが、上半身もなかなか重要です。
スキーでは上半身の無駄な動きを少なくするため、一定の姿勢をキープして滑り続けます。
意外にも、これをキープしているのが辛く、雪面から伝わってくる衝撃もここで吸収していたりするので、なかなか酷使されます。
でも、この脊柱起立筋って大腿四頭筋に比べると筋肉の割合が1/6しかないんです。
そのため、脊柱起立筋は弱っちい筋肉ですから翌日にくる筋肉痛は洒落にならないくらいヤバイです(笑)
弱っちい筋肉かもしれませんが、上半身も効率よく鍛えることで更なるダイエット効果が産まれることになるでしょうから、鍛えるに越したことはありませんね(^^♪
スキーは1週間に一回だけでダイエット効果が得られる!
スキーは1週間に一回だけでもダイエット効果が得られます!
先ほどもお伝えしたように、スキーは非常に運動量が多く消費カロリーの高いスポーツです。
そして、筋肉への負荷も非常に大きいこともお伝えしました。
高強度の筋肉への負荷は超回復までに72時間かかる
筋肉の超回復という言葉を聞いた方は多いのではないかと思いますが、『超回復』とは筋トレを行うことでトレーニング前よりも筋肉が増量されて筋力も以前よりパワーアップするという意味で『超回復』と呼んでいます。
では超回復の持続時間はどの程度続くのか、人気の健康雑誌【Tazan特別編集<新装版>足りないヒトの......タンパク質チャージ術!】から引用してみたいと思います。
筋トレの強度により、超回復が起こるまでの時間には差がある。自体重などを使った低強度の筋トレなら平均48時間、ダンベルなどを持ちた高強度の筋トレなら平均72時間ほどかかる。
【Tazan特別編集<新装版>足りないヒトの......タンパク質チャージ術!】
以上のように、筋肉への負荷の高いトレーニングは超回復の時間が長いことが分かりますよね?
スキーでガンガン滑り込む方なら、間違いなく後者の72時間の枠に入ると思います。
この間は、筋肉を作るために代謝が活発化している状態ですので、太りにくい状態を意味していますし、さらに強い筋肉が作られるためより太りにくい体が形成されている状態でもあります!
スキーは一週間の持続効果が期待できる?
これはあくまでも私の実体験で確実なエビテンスはないのですが、本気で滑りこんでしまうと一週間くらい筋肉痛が残ることが多々あります。
つまり、その間は筋肉が回復しようと頑張っている期間なので、筋肉痛が残っている間は少なからず代謝が活発化している状態なのではないかと思います。
確実な根拠はありませんが、本気でスキーを滑り込むことで一週間くらいのダイエット効果が促されているのではないかという私の推論です。
『え?確実な根拠がないの?』って思われて方もいるかもしれませんが・・・
スキーは全身の筋肉をこれでもかってくらい酷使していますので、週に2~3回のランニングよりも遥かに効果があって効率的なトレーニングですよ!
常にトレーニングするというより、痩せやすい体を作るといった仕組み作りが重要です。
スキーはその仕組み作りに最適なスポーツなんです!
そもそも、社会人ともなればゲレンデに簡単にいける身分でもないでしょうし、全身筋肉痛になるのだから一週間に一回行ければ十分でしょ?(笑)
ゲレンデでどんな練習をすれば効率よく鍛えられるの?
ただ鍛えるだけならひたすら滑りこんでいれば勝手に鍛えられます!
それなりに滑れる方なら、1時間だけで良いので、リフトに乗っている時以外は
休まず滑り続けてください。
無理なら30分でも20分でも良いです!
かなりのペースでカロリーと脂肪が消費されていくはずです☆
もちろん適度に水分と塩分補給もしてくださいね!
足がつって滑れなくなります(笑)
目的をもって楽しみながら出来る!
ただ、どうせやるならスキーもうまくなりたい!って人もいるでしょう!
その方が継続するモチベーションにもなるでしょうし、目的があった方が飽きず楽しく続けられるでしょう!
ここでは技術的なことは言えませんし、スキーの場合、各々の主観が強すぎて自分の滑りを理解してないことが多いです。
現場で実際に指摘されない限り、自分は良い滑りをしてると勘違いし続けます。
実際に自分の滑りをビデオで確認すると、あまりにもイメージとかけ離れ過ぎて自己嫌悪に陥ります・・・(笑)
まあ、滑りを追求しないのなら、無駄に動いてエネルギーを消費しまくれば、本来の目的としては正解なのでしょうが(笑)
スキー場のスクールを受ける
一つアドバイスするなら、スクールを受講することをオススメします!
客観的にアドバイスしてくれるので、自分の滑りを修正出来るチャンスです。
スクールを受けたあとは課題が分かるのでより効果的です。
ただ、厳しいスキー場のスクールならボロクソ言われてスキーのやる気が失せるので要注意ですが・・・
それを機にスキー引退だけはやめてくださいね・・・
もう一つは、人の滑りをみるってことですね!
スキー後の体のメンテナンス
ガチで滑った後の体はとんでもなく疲労しています。
翌日以降に強烈な筋肉痛が襲ってくるかもしれません。
ただ、それだけ筋肉を酷使し、より強い体が形成されるシグナルですので、この機会を有効にするために食事と栄養はしっかりとりましょう!
出来るだけタンパク質は多めにとり、お金に余裕がある人ならプロテインを飲まれることをオススメします!
プロテインについては下記の記事『筋トレ時のプロテインを飲むタイミングとは?』を参照されてください。
筋トレ後のプロテインを飲むタイミングは目的次第
こんにちは!元アスリートのDr.kです! 今回のテーマは⇩ 【筋トレ後のプロテインを飲むタイミングは目的次第】をテーマに話をし ...
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ここまでお読み頂きありがとうございました!
冬はみんなでゲレンデに行きましょう(^^♪