今回は鳥のささみに依存したダイエットはダメ!についてご紹介していきます。
最初に『お前誰だよ?』って思われた方はサイトの紹介、もしくはツイッターやってますので、そちらを読んで頂けたらと思います。
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皆さん
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— クマ男🐻@山で筋トレに励む野生人 (@Drk73231799) October 21, 2020
ささみはダイエット食材として、低カロリー低脂肪のささみは非常に魅力的ですよね?
『これから体を引き締めたい』
『体重を落として理想の体型にしたい!』
そう思う方は是非ともささみを食べて頂けたらと思います。
しかし、ダイエットに良いからと言ってささみばかり食べていれば痩せるのか?
答えはNOです!
なぜなら、ささみだけ食べていても、せっかくのささみのダイエット効果を満足に得ることが難しいからです。
本記事では、その理由の解説とささみダイエットがうまくいくための改善策についてご提案していきます。
ささみ依存型ダイエットはなぜ成功しないのか?
最初に結論から言っておりますが、ささみばかり食べてダイエットがうまくことはありません!
『え?ささみってダイエットに良い食材ではなかったの?』
そう思われるかもしれませんが、それはささみに限ったことではなく、単一の食材だけでダイエットが成功するなんてことはありえませんよ!
仮に健康補助食品で『そのサプリメントだけ飲んいれば絶対にダイエットが成功しますよ!』なんて言われたらどうですか?
普通に怪しいですよね?
そもそも一つの食品だけで全てOKなんてものはこの世に存在しませんし、どんなに優れている食品にも欠点はあるはずなのです。
ささみ依存型ダイエットが失敗する2つの要因とは?
ささみに依存した食生活とは、ささみばかり食べて、他の食品(炭水化物、野菜、他の肉類)からの栄養摂取を失ってしまう状況のことです。
依存型がよくない二つの要因
- ビタミンB群の不足で代謝が減退し太りやすくなる
- 糖質、脂質の不足で筋肉に含まれるたんぱく質が分解されエネルギー消費される
以上になりますが、ささみばかりに依存した結果、ビタミンB群、脂質が極端に不足することが分かっています。
さらにダイエットを行っている方の中には体を鍛えて基礎代謝を高めようとしている方がいるかと思いますが、糖質や脂質が不足することでせっかく鍛えた筋肉が分解されてしまう可能性があるのです。
筋肉が分解されてしまうとは、なんとも恐ろしい状況ですね・・・
もちろんこれはあくまでも、アンバランスな食生活をした場合の話なので、野菜や魚、適度に糖質や脂質も摂取していれば問題はありません。
ただ、なかには極端なささみ型ダイエットにはまってしまい、炭水化物を摂らずささみばかり食べている方いるので、そういった方は要注意です!
では、以下の項で要因をさらに詳しく解説していきます!
ささみが太る噂は本当なのか?
ネットで検索をすると『ささみは太る』的なテーマがけっこうひっかかりますが、今回のテーマのようにささみ依存型のダイエットだと太る可能性があります。
ささみだけでは糖質、脂質の代謝に関わるビタミンB1、ビタミンB2が不足する。
ささみばかり食べるといった極端な生活はダイエットに良い効果をもたらしません。
ささみがダイエットに良い理由は、あくまでも余分な脂質を摂ることなく効率よくたんぱく質を摂取できるからであって、万能なダイエット食品とは言えないないのですね。
そのため、他のお肉だったら栄養補給できるのに、ささみだと不足してしまう栄養が出てきてしまうのです。
その不足してしまう栄養素がビタミンB群のビタミンB1とビタミンB2です!
なぜビタミンB1とビタミンB2が不足するとダメなのかと言うと、これらのビタミンは主食のお米に含まれる糖質や、お肉に含まれる脂質の分解に関わっており、不足することで食べたお米やお肉を効率よく代謝してくれるのです。
だからたんぱく質を補給するためにささみばかり食べていてもダメなんですね。
『ん?でもそれなら他のお肉はどうなの』って話になってくるかと思います。
面白いデータがあるので豚肉と該当する栄養価を比較してみたいと思います!
ささみと豚の肩ロース ビタミンB群の栄養価の比較
100gあたりに含まれるビタミンB1、B2
豚の肩ロース(赤肉)
- ビタミンB1:0.72mg
- ビタミンB2:0.28mg
- ビタミンB6:0.33mg
鶏のささみ
- ビタミンB1:0.09mg
- ビタミンB2:0.12mg
- ビタミンB6:0.66mg
ビタミンB6に関しては、ささみに多く含まれていますが、豚肉のビタミンB1は鶏のささみの8倍もあるではありあせんか?
このように、ささみを食べていてる方よりも、豚肉を食べている方の方が糖質や脂質の代謝が良いことが言えますよね?
もちろん、ささみに魅力がないわけではなく、ささみにはビタミンB6がたくさん含まれており、ビタミンB6はたんぱく質の分解を促すビタミンですので、筋肉をガンガン鍛えている方はとてみ魅力的な食材なんですよ!
ただ、それだけではバランスが悪いってだけの話です!
ご提案としては、ささみを毎日食べている方は、豚肉も併せて食べてみると非常にバランスよくビタミンが摂取できると思いますよ(^^♪
とはいえ、一体どのくらいビタミンB群を摂取すれば良いのか気になるところですよね?
一日にどれくらいビタミンB1、B2を摂取する必要があるのかさっそく見てみましょう!
一日に必要なビタミンB1&ビタミンB2
一日に必要なビタミンB1、ビタミンB2の推奨量は以下の通り
ビタミンB1
- 成人男性:1.4mg
- 成人女性:1.1mg
ビタミンB2
- 成人男性:1.6mg
- 成人女性:1.2mg
計算すると分かりますが、成人男性だとささみを一日に1.4kg以上食べなければ満たされない数字ですね(笑)
なので、先ほどもご提案しましたが、バランスを保つためにも豚肉も併せて食べる習慣を入れるのも良いのではないでしょうか(^^♪
もちろん肉だけでなくビタミンB群は野菜にも含まれていますので【今日のお肉はささみした食べれなかった】って日には栄養価の高い緑黄色野菜も食べて頂けたらと思います!
オススメは野菜類最強の栄養価を誇るブロッコリーが良いですね!
ダイエットには糖質と脂質も適度に必要である!
よく主食をささみに置き換えるなんてことを耳にしますが、それは糖質不足を招くことになりますのでオススメできません。
なぜなら糖分は人間の体に必要なものであるからです!
そもそも、人間の主力のエネルギー源は糖質からきていますので、そのエネルギー源である糖質をカットしてしまったら、ダイエットを頑張る活力すら奪ってしまうことになるのです。
痩せようと思って体を動かそうにも、バテバテで動けなかったら意味ありませんよね?
それと、もっと厄介なのが、糖分が完全に抜けている状態で体を動かそうとすると、代替エネルギーとして脂質やたんぱく質を分解して体のエネルギーとし利用しようとするのです!
脂質が減るだけなら良いのですが、たんぱく質は筋肉を分解して利用されてしまうので、体を鍛えようとしている方には大きな悩みの種となるはずです。
なので、良かれと思ってお米や麺類などの炭水化物を一切食べず、ささみばかり食べていると、筋肉がつくどころか減退してしまうリスクがあるのです。
それと、脂質もエネルギーとして利用されるので、脂質が全くの枯渇状態でありさらに糖質まで不足していた場合、筋肉の分解がよりいっそう早くなる恐れがあるので、はやり適度に脂質も摂取しておく必要があるようです。
だからこそ、ダイエットに悪とされている糖質、脂質の完全なカットはダメダメな手段であり、さらにささみオンリーな食べ方はもっとダメダメなダイエット法と言えるでしょう!
なんだかんだで、ささみは筋肉を作るのに最適な食材!
今までささみがダメダメな理由を述べてきましたが、勘違いしてほしくないのでこの項を設けました!
あくまでもダメなパターンがあるだけの話で、ささみはダイエット食品として優秀であるし、さらに筋肉をつけるには最適な食材なんですよ顔
- 昔からささみがダイエットに優れていると言われるゆえんは以下の通りです!
- 肉類では最強の低脂質&高たんぱく質な食材
- カロリー数が肉類では最も低い食材
- たんぱく質の代謝に関わるビタミンB6が多く含まれる食材
ズバリこれが理由にあたるのではないかと思います。
なんといっても魅力的なのが高たんぱくでありながら脂質が少なく低カロリーなところです。
だからこそ今までヘルシー食材と言われていたわけですね!
そしてささみはたんぱく質の代謝に大きく関わるビタミンB6がとても多く含まれているのも魅力です!
どれだけ多くのたんぱく質を摂取したとしても、それがうまく筋肉となってくれなければ意味がありませんよね?
筋肉はエネルギー代謝に大きく関わっているので、鍛えることで太りにくい体質をつくることの出来る成功要因の一つです!
ささみのビタミンB6の含有量
ささみには100g中にビタミンB6が0.37mgも含まれており、これはビタミンB群が豊富に含まれている豚肉の約2倍に相当します。
一日のビタミンB6の推奨摂取長は成人男性で1.4mg。
成人女性で1.2mgとなります。
このように、ささみを一人前の量(100g)食べただけでも一日の推奨量の約30~40%は確保できるわけですね(^^♪
ダイエットに良いされる理由は、高たんぱくで低脂質&低カロリー、さらに筋肉を作るたんぱく質を円滑に処理してくれるビタミンB6が含まれているからですね(^^♪
まとめ
さて、ここまで鳥のささみに依存したダイエットはダメ!効果を得られない2つの要因!について解説してきました。
ここでいう効果を得られない2つの要因とは以下の通りでした。
依存型がよくない二つの要因
- ビタミンB群の不足で代謝が減退し太りやすくなる
- 糖質、脂質の不足で筋肉に含まれるたんぱく質が分解されエネルギー消費される
これらが不足することで、代謝が落ちたり、筋肉が分解されてしまうなどのリスクがあると分かりました。
そして改善策としては、ささみだけに依存するのではなく、豚肉などの肉類も併せて食べると良いとお伝えしてきました。
なぜなら、ささみには含まれていないビタミンB1&B2が多量に含まれているからです。
このように、バランスよく食べることが日々の食生活に大事であることをお伝えしてきましたので、ささみに依存している方は、バランスよく他の食材も食べるようにしてください(^^♪