今回は【空腹感を紛らわす方法!エビデンスに裏付けされたテクニック!】についてご紹介していきます。
突然ですが、あくまでも食欲を抑えることが出来ない方に質問です!
『あなたはなぜ、食べることに歯止めがきかないのですか?』
空腹感を紛らわすために、恐らく様々な努力をされているかと思いますが・・・思わず食べちゃったり、食べるのを抑制してストレスを感じたりなど・・・とても気持ちは分かります。
しかし、ダイエットを成功させるためには、この食欲というものをなんとかしなければいけませんよね?
食欲というものは人間の欲求や感情のようなものであり、いかに自分の感情をコントロールできるかが鍵となってきます。
ポイント
ということで、この手の分野のスペシャルリストであり、私が尊敬する『メンタリストDaiGO』さんが執筆している本から、いくつかノウハウを提供して頂きたいと思っております。
ハッキリ言います!
これはダイエットだけでなく、感情をコントロールするためにあらゆる場面で役に立ちます!
是非参考にして頂けたらと思います。
100%意識を集中しなければいけない作業を行う
DaiGOさんは元ゲーマーであったようで、ゲームの有用性についても語っている方なのですが、そんなDaiGOさんの著書に空腹感を紛らわすおもしろい研究が紹介されておりました。
参考
イギリスのプリマス大学の研究で、参加者に『テトリス』を3分間行ってもらいました。そして、プレーする前後の食欲を測定し、その変化を調べたところ、『テトリス』を3分間やるだけで食欲が24%も減少したのです。
出典:『最高のパフォーマンスを実現する超健康法』:メンタリストDaiGO
なんと、どんな研究かと思えば『テトリス』を使った実験です!
そのメカニズムについてはこのように紹介されております。
食欲をそらすメカニズム
人間の欲求や感情の波(これは食欲だけでなく、怒りなどの感情も含みます)というのは、短時間、気をそらすことができれば、消えてなくなることがわかっています。
というのも、そもそも人間の脳が一度に処理できることは、それほど多くないからです。食欲に注意が向いているときは、食べることばかりを考えてしまうのです。
ところが、このときに強烈な魅力をもつゲームや、『テトリス』のように集中力を使わなければならないゲームを行うと、脳の注意が食欲からゲームのほうへ、一瞬で移っていきます。そして、3分ほど注意をそらすことができれば食欲はおさまることが、脳の構造としているのです。
いかがでしょう?
3分でいいから、なにか強烈に集中できることに没頭すれば食欲がおさまるとのことです。
でもなんとなく分かる気がしませんか?
恐らくみなさんにもこんな経験ってあるのではないでしょうか?
子供は集中力のスペシャリスト
よくよく考えてみると、子供って注意散漫ではありますが、実はものすごい集中力の持ち主だったりします。
それこそ皆さんが小学生くらいの子供だったとき、友達同士で鬼ごっこ、かくれんぼ、トランプなんかをして遊んだりしませんでしたか?
その時の子供の集中力って半端ないですよね?
恐らく、夕飯のことなんか一切考えてないでしょうし、いかに鬼から逃げるのか、いかに隠れるかで、もうそのことしか考えてないでしょう。
じゃー大人になった私達がそれをやればよいのかと言うと・・・そういうわけにはいきませんよね(笑)
そうじゃなく、なにか一つのことに100%集中できることを見つけましょうってことです。
DaiGOさんの著書で紹介されているテトリスでも、他のゲームでも良いですし、好きなマンガ本を読むのでも良いです。
ちなみに、私の場合はブログを書いている時が100%集中できる時なので、食欲以外のよからぬ欲求や感情が芽生えたときはブログ執筆に没頭します(^^♪
脳がお腹いっぱいになるまで食べましょう
もう一つDaiGOさんの著書で面白いテクニックがあったのでご紹介します。
その方法とは?
SNSで空腹を抑えるテクニック
さて、一体どんなテクニックなのか見ていきましょう!
SNSで空腹を抑えるテクニック
SNSで空腹を抑えるテクニックとは、お腹が空いたときに、インスタグラムで自分が食べたいものの写真を数百枚見るというものです。
これは『感覚退屈』といわれる現象を利用しています。感覚退屈とは、同じ刺激を脳にたくさん与えると、脳が満足し、やる気をなくすというものです。つまり、欲求を減らすことになります。
夕食後、どうしても食欲が抑えられないときは、インスタグラムでひたすら食べたいものを検索して、脳を満足させましょう。
出典:『最高のパフォーマンスを実現する超健康法』:メンタリストDaiGO
以上のテクニックは、実際に食べるわけではないのだけど、頭の中で美味しい料理のイメージをいっぱいにしておくというものです。
なんどもなんども繰り返し美味しい料理のイメージ頭に入れることで
『わー!まじで美味そう!超食いてぇ~!』・・・ししばらく時間がたつと『あ~これね・・・もうなんだか見飽きたし、そんなに食欲湧かないね』・・・
みたいな感じで、ある意味お腹いっぱいになり、食に興味がなくなるわけです。
食だけでなく美男美女もいつかは飽きる
すこし私の大学時代の先輩の話をさせて頂きます。
私の大学時代のある先輩は、とにかくモテる男の人で、女性と付き合っては3ヵ月もたたないうちに分かれては、すぐに違う女性と付き合っていました。
しかも、みんな美女ばかりです。
私はそんな先輩に質問をしました。
『先輩、どうしてあんなに美しい女性だったのに別れたんですか?』と聞きました。
すると先輩はこのように答えました。
『いいか!どんなに可愛くて、美しい女でもな、必ず飽きる時がくるんだ!だから別れたんだ!』
なんとも痺れるお言葉でした(汗)
この人絶対結婚しちゃいけないと思いましたね(笑)
まあでも分からないでもないですよね。
会話のない熟年夫婦を見ていると、なんだか想像できそうです。
逆に会話のある夫婦は、互いに興味があり、常に喋るネタがあって、常に夫婦関係が新鮮だから一緒にいても飽きることがないのだと思います。
ちょっと一部ネガティブな文章になってしまいましたが、このように人間には同じ刺激になれると脳が満足して、新鮮な情報がなければ興味がなくなってしまうのでしょうね。
だから、食欲というものは
『ラーメン食いてぇ~』『すし食いてぇ~』と思ったら、興味がなくなるまでラーメンとすしの写真をスマホで閲覧しまくればいいわけです。
とは言え、異性に対する付き合い方は努力していきましょうね(笑)
結婚されている方は会話のある熟年夫婦を目指していきましょう!
まとめ
では最後にここまでの内容を振り返っていきましょう!
100%意識を集中しなければいけない作業を行う
人間には欲求や感情の波があり、短時間、気をそらすことができれば食べたいという欲求を消すことができる。
そのためには、『テトリス』のような100%集中しなければ出来ないような作業、もしくは本当に自分が興味のあることに没頭する。
脳がお腹いっぱいになるまで食べましょう
人間には感覚退屈というものがあり、同じ刺激を脳にたくさん与えることで、脳が満足し、やる気をなくすということがわかっている。
そのため、食べたいという欲求があった場合、今食べたいと思う料理を写真でたくさん見まくることで食欲は抑えることができる。
以上、【空腹感を紛らわす方法!エビデンスに裏付けされたテクニック!】をご紹介致しました。
参考文献
出典:『最高のパフォーマンスを実現する超健康法』:メンタリストDaiGO