食事はしっかり低脂肪、高たんぱくの食事をしているのだけど、もしかして筋トレの仕方が悪いのかな?
こんなお悩み抱えている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
本記事では、体脂肪を落とすために頑張って筋トレを行っているけど、なかなか体脂肪が落ちなくて困っている方のお悩みを解決致します。
もしくは、これからガツガツとダイエットをやっていきたい方に是非読んで頂きたい内容でもあります。
『成果が出ない理由を結論から言います!』
『多分、それって鍛えるところ間違ってませんか?』
『え?体脂肪落とすのに鍛えなきゃいけないところってあるの?』って思われたかもしれませんが【どの部分を鍛えるのか?】ってめちゃ大事ですよ!
なので『よっしゃー!気合入れて今日は腹筋100回だ!』・・・などと、筋トレが良いからといって思考停止して鍛えているだけでは代謝の良い体を作ることはできません(;'∀')
というより体の体積に対して筋肉が増えていなかったりします。
もし食事や生活習慣に問題がないのなら、あなたのトレーニング方法が間違っている可能性大です!
その理由と改善方法について以下のチャプターでご紹介していきます。
『というかお前誰だよ?』って思われた方はお手数ですが『管理人Dr.k自己紹介』、もしくはツイッターやってますので、そちらを読んで頂けたらと思います。
体脂肪を落とす意識よりどこの筋肉を鍛えるかが重要!
脂肪量は均等に減っていくという事実
あなたは今までどんな筋トレを行ってきましたか?
もしもお腹周りの脂肪を落としたいからといって腹筋ばかりの筋トレになっているとしたら、それ今すぐやめた方が良いです!
その理由については、面白いデータがあるので『ベストボディ・ジャパン』代表の谷口智一氏の著書から引用したいと思います。
104名の男女を対象にして、片腕だけ二の腕の筋トレを12週間行い、筋トレをしていない腕と比較した実験があります。その結果は、体脂肪は有意に減少したのですが、『左右の腕』で脂肪量が減少したのです。もし『部分痩せができる』のであれば、筋トレをした片腕だけ脂肪量が減らないと整合性が取れません。つまり、ここから導き出される事実とは、『部分痩せはできない。その代わり、全体的に痩せていく』ということ。
【出典:10万人が注目!科学的に正しい人生を変える筋トレ 著者:谷口 智一】
(脂肪の減らし方やロジックについては下記記事も参考になりますよ⇩)
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いかがでしょうか?
片腕だけで筋トレを行っているのに、両腕の脂肪量が減少したという実験結果です。
『え?マジで!ってことは今まで腹筋ガツガツ頑張っていたのにお腹周りの脂肪が落ちなかった原因ってこれ!』っということになるわけですね。
部分痩せ、つまり部分的に脂肪量を落とすことは体のシステム上、不可能ってことです。
大きな筋肉が消費カロリーを増大させる
腹筋ばかり鍛えていても体脂肪減少への影響力は低いということが分かりました。
『じゃ~一体どうやって鍛えたら効率よく脂肪を落とせるの?』ってことになりますが、答えは簡単です。
【体で大きな筋肉を鍛ること】
これだけです。
じゃーなぜ大きな筋肉を鍛えたら良いのかというと、筋肉の消費カロリーは筋肉の大きさに比例するからです。
ぶっちゃけ、腹筋ってのは体の体積の中でも小さな筋肉になってしまうので、ここをピンポイントで鍛えたところでお腹周りの贅肉は待てど暮らせど落ちないのです。
体脂肪を減らしたいなら下半身を鍛えましょう!
先のチャプターで筋肉の大きさで消費カロリーが増えるということが分かりました。
では人間の体の中で最も大きい筋肉とはどこにあたるでしょうか?
そう!足なんです!
私達は全体重を足で支えていますが、普通に立っているだけなら5分も10分も楽勝で立っていられますよね?
でも、5分も10分も逆立ちできるかと言われたら出来ませんよね?
まあそれ以前に頭に血が上ってヤバイことになりますけど(笑)
それくらい足の筋肉というのは圧倒的に強いんです!
下半身強化については下記記事が参考になると思います⇩
大腿四頭筋の筋トレが強烈なダイエット効果を生む!痩せたい方必見!
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筋肉の体積比ランキング
ここで筋肉の体積比ランキングを紹介したいと思います。
筋肉 体積比ランキング
- 1位 大腿四頭筋(太ももの前面)・・・1417.4㎥
- 2位 大殿筋(お尻)・・・764㎥
- 3位 内転筋(太ももの内側)・・・625.9㎥
- 4位 ハムストリングス(太ももの裏側)・・・583㎥
『え?上位4位に一つも上半身の筋肉がランクインしてないじゃん!』・・実は上半身の筋肉ってけっこうショボイです・・・
ちなみに、腹筋(腹直筋)の体積は170㎡ほどであり・・・
【筋肉の消費カロリーは筋肉の大きさに比例】
【脂肪量は均等に減っていく】
この原則に当てはめると腹筋がいかに体脂肪を減らすことと、ダイエットに向いてないかが分かりますよね?
ちなみに、下半身の筋肉は体全体の約7割と言われており、もし効率よく体脂肪を落としたいなら積極的に下半身を鍛えた方が合理的です。
ここまで分かったのなら、残るは下半身を鍛えるトレーニングをどうするかですね!
次のチャプターでは体脂肪を落とす効果的なトレーニングをご紹介したいと思います。
体脂肪を落とす効果的なトレーニング
下半身を鍛えることでただトレーニングってなると、恐らく皆さんの頭の中には『スクワット』という言語が思い浮かんでいるかと思います。
ハッキリ申し上げます!スクワットの正しいトレーニング方法に関しては、私よりも専門の筋トレユーチューバーの動画を見た方がよいので、気になる方はそちらを参考にしてください。
『なんだよ!紹介しときながらトレーニング方法については丸投げかよ!』って思われた方もいるかもしれませんね。
正直に告白します・・・私はスクワットが大っ嫌いです(笑)
なぜなら面白みにかけるし、現役時代に痛めた古傷が痛むので・・・
それとわざわざこのコンテンツでスクワットを紹介するほどのことではないので、それはプロにお任せして私の独創的なご提案をさせてください!
体脂肪燃焼には登山がオススメ!
体脂肪を減らしたいなら登山がオススメです!
『は?なんで登山なんかしなくちゃいけないんだよ!お前の趣味をおしつけるな』・・・そう思われても仕方ないですがちゃんと理由があるのです。
なぜなら下半身を鍛えるトレーニングに登山は最適だからです!
実際にどう考えても登山はほぼ足の筋肉に頼って登っていますし、登ってみたら案外楽しいもんですよ(笑)
もともと私は登山家なので、登山が楽しさは知り尽くしているつもりです。
しかし、それは私の趣味趣向が一致しているだけであって、全く興味のない人ととっては押し付けですよね?
でも、発想を変えてみてください。
もしトレーニングとして最適なのであれば、やる価値ありませんか?
だって、どうせ体鍛えるのですから同じことですよね?
そして、登山は下半身を酷使するスポーツなのと、長時間の有酸素運動なので、とても合理的に体脂肪を減らすことができるのです。
別に毎週末に登山をしろと言っているわけではないので、単純作業のスクワットに飽きたらちょっとやってみる感覚で良いので山を登ってみてください。
もしかしたら登山があなたに最もあったダイエットメソッドになるかもしれませんよ!
登山中に上半身の筋トレを平行する!
登山をするか否かはあなた次第ですが、もし登山をやってみて『超楽しい~』とか『登山やっべぇ~・・超痩せるんだけど』みたいな感じでドハマりした方は、是非実践して頂きたいことがあります!
それは『登山中に上半身の筋トレ』です!
『は?マジで何言ってんの?山登りながら腕立てでもするの?』・・・そうですね!是非腕立てやってください(笑)
登山の休憩中でも良いですし、登っている最中に懸垂できそうな気があれば、それを使って上半身を鍛えてください。
ってのは、単純に下半身だけを鍛えているだけでは、魅力的な体型にはならないからです。
下半身だけ鍛えて上半身の筋トレを全くしない感じになると、下だけマッチョ、上はガリガリといった超アンバランスな体型になってしまうのです。
なので、これは登山ではなくウエイトジムで体を鍛えている方も、下半身だけでなく上半身のトレーニングも忘れずに行ってくださいね。
あとはしっかり栄養補給していれば、あなたがイメージする通りの人になれるはずです(^^♪
まとめ
ではここまでの内容を振り返っていきましょう!
体脂肪を落とす意識よりどこの筋肉を鍛えるかが重要!
お腹について体脂肪を落としたいからといって、全力で腹筋を頑張ってもお腹の脂肪は簡単には落ちません。
なぜなら体脂肪は均等に減っていくからです。
【脂肪量は均等に減っていく】【筋肉の消費カロリーは筋肉の大きさに比例】
この原則から、大きい筋肉を鍛えた方が効率よく体脂肪を落とせる。
体脂肪を減らしたいなら下半身を鍛えましょう!
体脂肪を減らすには大きな筋肉を鍛える方が効果的。
体の筋肉の7割を下半身が占めているので、圧倒的に下半身を鍛えた方が簡単に体脂肪を減らすことができる。
体脂肪を落とす効果的なトレーニング
スクワットが効果的なトレーニングではあるが、単調作業で飽きてくる可能性がある。
そんな時に、効率よく鍛えられ楽しくトレーニングできる登山がオススメ!
なぜなら登山中はほぼ足の筋肉しか使わないので、これほど効果的なスポーツは他にないからである。
それと、ついでに上半身の筋トレを行うことでボディーバランスが整ってよい!
以上【筋トレしているのに体脂肪が減らない最大の理由!】についてご紹介致しました。
主な参考文献は以下の通り
【出典:10万人が注目!科学的に正しい人生を変える筋トレ 著者:谷口 智一】