今回のテーマは「え!チョコレートは太る食べ物だと思ってるの?その理由は?」についてお伝えしていきます。
さて、皆さんはチョコレートは太る食べ物だと思っていませんか?
太りやすそうなイメージですが、実はそうではなく、むしろダイエットに有効だと言われています。
しか〜し、まだ多くの方が古い情報に惑わされているようです。
今回は知らない方のためのアップロード講座(※大袈裟ですいません)としたいと思います。
「本当は私、チョコレート大好きだから食べたいの!」と言ってチョコレート食べれてない方。
この記事を最後まで読んで頂ければ、今日からあなたは『チョコレート王子』または『チョコレート女子(※王女は語呂が悪い)』になれます!
さて、前置きが長くなりすいません、本題です。
今回の内容は「チョコレートが太る食べ物」だと思われている理由を洗い出し、それをシンプルに論破していきます。
なぜチョコレートが太る食べ物だと思われているのか?
主な理由は3つ
- 甘い食べ物だから
- 脂肪分が多いから
- カロリーがめっちゃ高い
私が思うに、この3つの理由が主に挙げられるのではないかと思います。
甘い食べ物だから
「甘い食べ物だから太る」という理由については、「ケーキ」「大福」「コーラ」など、甘い飲食物が太りやすいから「チョコレートも太るに違いない」といった解釈になっているのではないかと思います。
よくよく考えてみてください。
ダイエットコカコーラは甘い(※人口甘味料のせい)ですよね?
そもそも使ている甘味料が違うので、同じ位置付けはできません!
もし「甘い=太る」があてはまるのなら、ダイエットコーラはすでにこの世から消えているでしょう。
この考えはナンセンスですね。
太る最大の要因は糖質?
次に考えられるのが、血糖値の問題。
ある程度知識のある方なら分かると思いますが、お米やパンなどを食べると体内の血糖値が上がりますよね?
嫌らしいことに血糖値が急激に上昇すると、ブドウ糖をエネルギーとして処理できなくなり、行き場を失ったブドウ糖は脂肪として蓄積される。
日常で例えるなら、仕事への怒りが頂点に達し『こんな仕事やってられるか!』と仕事を一日放棄してみたはよいが、翌日机の上が書類の山積みで死にそうだった・・・みたいな感じ。
仕事を受けた以上、こなさなくては溜まる一方ですよね?
それと同じくブドウ糖もその都度処理しなければ脂肪となって溜まっていくってわけです。
チョコレートが太る要因は甘いでなかく『糖質』ということになります。
しか〜し、これについては反論の余地があります!
なぜなら、チョコレートに含まれる成分は、この血糖値の上昇を抑えてくれるからです。
以下の成分が血糖値の上昇を抑えていると思われます。
血糖値の上昇を抑える成分
- 食物繊維
- カカオポリフェノール
ザックリ説明すると
食物繊維 ➡ 血糖値の吸収をゆるやかに&便通改善
カカオポリフェノール ➡ インスリンの働きを高め血糖値を下げる
ということです。
詳細は下記記事にて詳しく解説します。
知ってます?チョコレートを食前に食べると血糖値が上がりにくいって
こんにちは!元アスリートのDr.kです! 今回のテーマは「知ってます?チョコレートを食前に食べると血糖値が上がりにくいって」に ...
続きを見る
あ!それと言い忘れてましたが、どうせチョコレートを食べるならカカオ70%以上をセレクトしてください。
これらの恩恵をたくさん受けることができるからです。
(注釈:インスリンの働きが高まると脂肪細胞への蓄積の可能性はある、しかし血液循環がよくなり代謝は向上するという考え)・・・言っていること分からんって方は直接メッセージください!
脂肪分が多いから
皆さんに質問です!
脂肪分の多い食べ物=太りやすい食べ物だと思っていませんか?
多分95%以上の人がYESと答えるのじゃないかと思います(※95%は単なる私の肌感)
そう思われるゆえんは、その名の通り脂肪だから・・・(※身も蓋もない表現)
もう一つ皆さんに質問です。
あなたは脂肪分の多い食べ物を摂取しました。
じゃ~その脂肪分はすぐに体脂肪として蓄積されてしまうのでしょうか?
答えはNO!
脂質は私達の体にとって様々な働きをしてくれるマルチプレイヤー!
脂質は体内でもっとも効率的に利用され、私たちのエネルギーだけでなく、全身の細胞の材料になったり、ホルモンの材料にも使われます。
この意味分かります?
糖質はエネルギー一辺倒なのに対し、脂肪はエネルギーだけでなく体を作っていく物質なんです。
例えるなら、現金とイオンの商品券みたいなもんですね。
毎月の給料を現金振り込みじゃなく、イオンの商品券だったらどうですか?
『いやいやマジで勘弁してくださいよ!・・・これじゃ毎月の光熱費払えねぇ~ですわ(;'∀')』ってなりますよね?(※別にイオンをディスってはいない)
それと同じで、糖質は体内での用途が『エネルギー』に限られ、逆に現金のような脂質は汎用性が高くすぐに消費できる。
『医学不要論』という本を世に放ち、衝撃を与えた医師(内海聡氏)は自身の書いた著書でこのようなことを言っています。
脂質より糖質のほうが、ずっと肥満を招きやすく、万病の元になるのです。 なぜかといえば、糖質は主にエネルギー源になるくらいしか能がなく、余った糖質はどんどん中性脂肪に変換されて、体内に蓄積されていくからです。
『その「油」をかえなさい!―――「油脂」をちょっと見直すだけで体は劇的に変わっていく!』(内海聡 著)
あなたはそれでも『チョコレートは脂質が多いから太るのだ』と言い切れますか?
(注釈:チョコレートの糖質は高カカオチョコを選ぶことと、カカオに含まれる成分で解決)
カロリーがめっちゃ高い
さて、ここまで糖質、脂質の話をしてきましたが、最後にカロリーについてです。
そもそも『カロリー』って一体なんなんでしょうかね?
分かりますか?
なんか当たり前すぎてあんまり考えないと思いますが、ザックリいうとエネルギーの単位のことです。
そしてカロリーは三大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質)に必ずセットになってついてきます。
勘のいいひとならお分かりかと思いますが、カロリーが高い低いってのは、ダイエットにとってそんなに重要じゃないんです。
先ほど、糖質の過剰摂取は高血糖を招き脂肪がつきやすくなるとお伝えしましたよね?
例えば、二つのパターンで考えてみましょう(※1日の食事)
- 昼飯に白ごはん3合食べた人
- 朝に1合、昼に1合、夜に1合と白ごはんを食べた人
(※極端な例だが気にするな!)
この場合、どのパターンが一番脂肪として蓄積されやすいですか?
そう、先に学んだことを考慮すると『①昼飯に白ごはん3合食べた人』なんですよね。
同じカロリーを摂取しているのに①のパターンの方が脂肪がつきやすく太りやすい・・・
ん?カロリーってなんぞやってなってきますよね?
同じカロリーを摂取しているのに、結果が違うという謎・・・
問題はカロリーではなく、カロリーを何で摂取していて、どんなタイミングでそれを摂取しているのか?
これが答えではないでしょうか?
否定はしませんが『カロリーはそんなに過剰に意識する必要はないのでは?』と個人的には思ってます(#あくまでも私の意見)
もしかしたら、あなたには真の敵が見えていないのかも?
あたなにとって敵視すべき相手は誰ですか?(※もちろん人ではない)
まとめ
さて、最後に話をまとめていきましょう!
なぜチョコレートが太る食べ物だと思われているのか?
甘い食べ物だから
甘いからといって、全てが悪とは限らない。
そして太る要因である糖質、そして糖質は血糖値を上昇させ脂肪を蓄積させやすい。
しかし、チョコレートには、食物繊維、カカオポリフェノールが血糖値の上昇を抑えてくれる。
特に、高カカオチョコは糖質量が少なく太りにくいと言える。
脂肪分が多いから
脂肪は体にとってエネルギーになるだけでなく、全身の細胞、ホルモンをつくるのに欠かせない栄養素。
糖質と違って使い道がたくさんあるため、脂質が太りやすいというのは誤った解釈である。
カロリーがめっちゃ高い
カロリー太る神話は個人的にはあんまり気にしなくてよいと思っている。
その理由は、カロリーは単なるエネルギーの単位であって、このエネルギーがどのように利用されるかは、摂取した栄養素やタイミングによって異なるから。
では今回のテーマ『え!チョコレートは太る食べ物だと思ってるの?その理由は?』について解説致しました。
また、今回ご紹介できなかった箇所については、さらに深堀していきたいと思っております。
また是非読んでみてくださいね(^^♪
(※本記事作成に用いた参考文献は以下の通り⇩)
①チョコで血圧が下がった(椎名一記 著)
②病院・薬いらずの高カカオチョコ習慣 (栗原毅 著)
③その「油」をかえなさい!―――「油脂」をちょっと見直すだけで体は劇的に変わっていく!(内海聡 著)