今回は【腹筋割れは体脂肪率が15%を切らないと割れません!】についてご紹介していきます。
この記事を読んでいるあなたは『腹筋を割りたい』と思ったことはありますか?
もちろん『腹筋を割りたい』となんども思ったよ!・・・だけど挫折してしまった
そういった方に朗報です!
なぜ朗報なのかというと、腹筋が割れない本当の理由を今から知ることができるからです。
そして腹筋を割るためのノウハウを今から知ることができるからです。
『そんなに簡単に割ることなんて出来るの?』って思われたかもしれませんが、確かに腹筋を割るのって簡単なことではありません。
でもコツコツ続けていけば確実に成果を出すことはできます。
そのノウハウに関しては、元アスリートで格闘技の経験のある私がご提案するとともに
日本最大のコンテスト団体『ベストボディー・ジャパン』代表の谷口智一氏
そして、豊富な知識量を持ち、今では『人気絶頂のユーチューバー』メンタリストDaiGOさん
この方達が持っている情報、そしてエビデンスの力をお借りして、正確な情報を皆さんにお伝えしていきたいと思います。
あなたのシックスパックは既に出来上がっている
実は、あなたのシックスパック(腹筋の割れ目)は既に出来上がっています。
『え?マジ!どこどこ!俺の腹筋・・・って割れてないじゃん!嘘つき!』
って思われるかもしれませんが、それは表面に現れていないだけで、あなたのその皮下脂肪の中にしっかりと眠っているのです。
『あなたの言うこと信用できません!』って言われたら話が進まないので、ここで少し『ベストボディー・ジャパン』代表の谷口智一氏の著書の言葉を引用してみたいと思います。
参考
バキバキに割れた、あの『シックスパック』、多くの男性が憧れるものでしょう。しかし、腹筋運動をやったからといって、あのシックスパックが手に入るとは限りません。いわゆるシックスパックは『腹直筋』という筋肉を指しますが、腹直筋は誰でも元から割れています。例えば、ブヨブヨに太りまくった巨漢でも腹直筋は6つ(人によっては8つ)に割れている。しかし、その上に脂肪がどっさりと鎮座しているので、シックスパックを目視することはできないのです。
出典:『10万人が注目! 科学的に正しい人生を変える筋トレ』 ベストボディー・ジャパン 代表:谷口智一
いかがでしょうか?私の言っていることに納得して頂けましたでしょうか?
あなたのシックスパックは皮下脂肪という贅肉の塊で隠されてしまっているのです。
つまり、あなたが第一にやるべきことは、お腹にどっさりのった脂肪を落とすことにあるのです!
シックスパックを手に入れようとして失敗するパターン
谷口氏は先ほど紹介した文章の中でとても重要なことを言っていたのに気がついた方はいるでしょうか?
その文章の内容は
【腹筋運動をやったからといって、あのシックスパックが手に入るとは限りません。】
と言っているのです。
『え?マジで腹筋頑張ってトレーニングしてたけど、あれって意味なかったの?』
残念ながら、腹筋はあんまり意味ないのでやめた方がいいです!
なぜなら、部分痩せは出来ないからです。
そして局所的に体を鍛えたとしても、脂肪量は全体的に減っていくのです。
これは実際に研究結果から導き出されている結論であって、どれだけ腹筋を鍛えたとしても、残念ながらお腹の脂肪はそう簡単に落ちていくわけではないのです。
結論を言うと、お腹を割るためには体全体の脂肪量を落とすしか方法はありません!
『じゃーどの程度脂肪を落とせば良いの?』って思われたと思いますが、それは次の項で紹介していきたいと思います。
脂肪のおくに隠れた腹筋の割れ目は15%以下で現れる
では、皮下脂肪の奥に隠れたシックスパック、腹筋の割れ目を表面に浮き立たせるためにはどうすればよいのでしょうか?
結論を言うと体脂肪15%アンダーを目指しましょう!
そして10%を切ってくる頃にははっきりと割れ目が分かるようになるでしょう。
『でも俺ってけっこう太っていて、そんなやつがすぐに体脂肪15%とか切れたりできるのかな?』っていう人もいるでしょうが、そういう方は筋トレを行いながら食事制限を行うようにすると良いでしょう!
食事制限については【血糖値の上昇で太る仕組み【食前に真剣に考えたいこと】とは?】を参考にしてください。
血糖値の上昇で太る仕組み【食前に真剣に考えたいこと】とは?
こんにちは!元アスリートのDr.kです! 今回は『血糖値の上昇で太る仕組み【食前に真剣に考えたいこと】とは?』について解説していきたいと思い ...
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さて、食事制限は上記の記事に任せるとして
『一体どんな筋トレをすれば効率よく体脂肪を落とすことができるの?』
それについては次の項で解決するとします。
腹筋を割りたいなら下半身を徹底的に鍛えまくれ
腹筋を割りたいなら下半身を徹底的に鍛えてください!
『え?なんで下半身なの?そもそも腹筋って上半身ですけど・・・』
それについては、以下の2つの書籍の内容を参照してみたいと思います。
一つ目は谷口氏の書籍で紹介されている研究内容です。
研究内容
ここでアメリカで行われた研究をご紹介したいと思います。ヴィスピュートらは、24人の健康な男女を、腹筋運動の筋トレ(7種類×10回×2セット×週5回×6週間)と、一切筋トレをしないグループに分けました。摂取カロリーは両グループとも同じです。6週間後、両グループには体重、体脂肪率、内臓脂肪、腹囲、腹部皮下脂肪に有意な変化が表れませんでした。
同論文では『腹部の皮下脂肪を減らし、体組成の計測値を下げるためには、6週間の腹筋運動だけでは不十分である』と結論付けています。
出典:『10万人が注目! 科学的に正しい人生を変える筋トレ』 ベストボディー・ジャパン 代表:谷口智一
つまり、腹筋では大した成果が出ないことを意味しています。
次はDaiGO氏の書籍を参考にします。
参考
基本的に腹筋は筋肉量が多くないうえ、消費カロリーも多くないので、腹筋を鍛えても腹筋は割れないし、体脂肪もあまり落ちません。
やせるためにいちばん効率がいいのは、大きい筋肉を鍛えることです。つまり、体の中でもっとも大きい筋肉である大腿四頭筋を鍛えるのが正解です。
出典:『最高のパフォーマンスを実現する超健康法』:メンタリストDaiGO
以上にように、なぜ腹筋だけではダメなのかというと、腹筋は体の筋肉の中でも圧倒的に小さく、消費カロリーが少ないために体脂肪が落ちにくいと指摘しているのです。
以下の体の筋肉の体積比をランキングしてみたものです。
筋肉 体積比ランキング
- 1位 大腿四頭筋(太ももの前面)・・・1417.4㎥
- 2位 大殿筋(お尻)・・・764㎥
- 3位 内転筋(太ももの内側)・・・625.9㎥
- 4位 ハムストリングス(太ももの裏側)・・・583㎥
- 腹筋・・・170㎥
1~4位まで下半身が独占状態です。
対して腹筋の筋肉量・・・超しょぼいですね・・・(;'∀')
だからこそ、DaiGOさんは体の中で最も大きい筋肉である大腿四頭筋を鍛えた方がいいですよと言っているわけですね!
大腿四頭筋に限らず、腹筋を割るためには下半身強化はめっちゃ大事だということが分かりましたね(^^♪
まとめ
では、最後にここまでの内容を振り返っていきましょう!
あなたのシックスパックは既に出来上がっている
シックスパックは最初から割れている。ただそれが皮下脂肪に覆われていて見えないだけである。
シックスパックを表面に浮き立たせるためには体脂肪を落とす必要がある。
脂肪のおくに隠れた腹筋の割れ目は15%以下で現れる
腹筋の割れ目は体脂肪率15%以下で見え始めてくると言われており、10%を切ったあたりからハッキリと分かるようになる。
体脂肪が多い人は、筋トレを行いながら食事制限を行うと効果的である。
腹筋を割りたいなら下半身を徹底的に鍛えまくれ
腹筋を割りたいなら、腹筋を鍛えるのではなく下半身を鍛えた方が効果的!
なぜなら、筋肉量の多い下半身を鍛えた方が体脂肪を効率よく落とせるから。
以上、【腹筋割れは体脂肪率が15%を切らないと割れません!】をご紹介致しました。