こんにちは!元アスリートのDr.kです!
今回は【職場のストレスでブクブク太るのはなぜ?その原因と解決策!】についてご紹介していきます。
あなたの職場・・・もしかしてストレス地獄に陥っていませんか?
もしそうであれば、ダイエットがうまくいかないと悩んでいたり、最近太ってきたと感じるのは職場でのストレスが大きな原因かもしれませんよ!
情報が手に入りやすい時代ですから『ストレスが原因で太る』という原理についてはご存知の方も多いはずです。
しかし、そのストレスを感じる場面というのはほぼほぼ仕事が絡んでいるのでないでしょうか?
ストレスへの対処法は容易なものではありませんよね?
ということで、今回は私が尊敬する『メンタリストDaiGO』さんの著書『最高のパフォーマンスを実現する超健康法』からいくつかの情報をお借りしつつ解決策までご提案していきたいと思います。
DaiGOさんは健康に関するスペシャルリストや専門化ではないですが、基本的にDaiGOさんの情報はエビデンスによって確立された情報なので、あくまでも体験談でしかない医療関係者の情報よりも信頼できる情報です。
しかもご自身も知識として得た情報を自分の体で実践している人なので、より信頼できる情報ということで、今回の記事に採用させて頂きました。
ということで、さっそく解説していきたいと思いますが、目次から情報をとらえやすいよう可視化していますので、是非気になる部分だけ参照して頂けたらと思います。
ストレスの多い職場は太りやすい
冒頭でストレスによって太ったりダイエットがうまくいかなかったりするとお伝えしました。
『あなたの職場、ストレスだらけじゃありませんか?』
DaiGOさんの著書『最高のパフォーマンスを実現する超健康法』には
ストレスがある人はそうでない人にくらべて、一ヵ月で416グラムの体脂肪がつきます。1年でおよそ5キログラムも太ってしまうのです。
ストレスが原因で体脂肪が416グラムも増えるなんでなんとも不思議な現象ですよね?
実は、人間はストレスを感じると『コルチゾール』とよばれるストレスホルモンが分泌されるようになります。
これにより一般的には食欲が増進されるといわれいます。
他にも血糖値の上昇が原因だとか、諸々の要因が重なって太る原因になっているのではないかと思います。
午後のストレスフルな仕事ほど太りやすい
面白いことに、ストレスを感じる時間帯によって太りやすくなったりします。
アメリカのジョンズホプキンス大学の研究で、18~50歳の太り過ぎの男女32人を対象に行った実験があり、この実験では、午前にストレスを受けた場合と、午後にストレスを受けた場合で、夜の食べ過ぎがどれくらい変化するのかを調べた研究です。
結果としては、
- 午後にストレスを感じていたグループよりも、午後にストレスを感じていたグループのほうが、食欲が増進する傾向にある。
- 午前にストレスを感じていた人は食欲を下げるホルモンが多く、午後にストレスを感じた人は食欲を増進させるホルモンが多かった。
以上のように、仕事を行っている時間帯、そしてストレスを感じやすい仕事を午後に行うことで、過食傾向にあると実験の結果で分かっています。
なので、もし自分の一日の仕事を管理可能な立場であるのなら、面倒でストレスを感じやすい仕事は午前中に片づけてしまう方がいいってことです!
とはいえ、時間が不規則な仕事をしている方や、どうしても午後に仕事が集中してしまう方は変えることの出来ないもどかしさがあると思います。
そんな方は、これからご紹介するストレス解消法の項を参考にして頂けたらと思います。
ストレスの予測をやめ、前向きな予測を立てる
ストレスから解放されるためには、まずは習慣化している『ストレスの予測』を断ち切りましょう!
ストレスの予測とはどういうことかと言うと
『今日は~~社の担当者に納期遅れの報告をしなきゃだったな・・・絶対に怒られる・・・』『先週、商品の手配ミスで課長からめちゃめちゃ怒られた・・・今日も絶対に不機嫌だよな気まずい・・・』
っていうように、まだ起こってもいないことをネガティブに頭の中で想像していることを『ストレスの予測』と言います。
DaiGOさんの著書にアメリカのペンシルベニア州立大学で、脳のワーキングメモリーとメンタルの関係を調べた実験があります。
結果は以下の通りで
朝、『その日にストレスが多そうだな』といったネガティブな予測を書き込んでいる人たちは、実際、その日あろうとなかろうと、ワーキングメモリーの働きが落ちて、決断力や集中力が下がり、欲望に弱くなって一日を損していたことがわかりました。
ここで言っているワーキングメモリーとは、脳の短期記憶を司る機能のことで、記憶力だけでなく、集中力や自制心などもコントロールしています。
つまり、その日にストレスとなる場面が起きようと起きなかろうが、ストレスを予測しただけで同等の害を被るってことだということです。
でも、これって誰しもが経験していることですよね?
というか、ストレスのほとんどが起きてもないことをイメージ予測しているためにストレスを感じているのではないかなと個人的に思っていたりします。
ストレス過多な時こそ自分へのご褒美を
とは言え、ネガティブなイメージ予測を払いのけることは容易なものではありませんよね?
しかも、大至急解決しなきゃいけないタスクに関しては、脳みそをあれこれ駆使してしまうので、ネガティブなイメージはどうしようもなかったりします。
であれば、せめて仕事以外の時間に関してはネガティブな仕事のイメージはやめませんか?
今考えても仕方のないことに関しては、【ネガティブな予測を自分へのご褒美に置き換える】に変えてみたらどうでしょう?
例えば、私の場合は
『仕事から帰ったらアマゾンのプライムビデオで大好きな海外ドラマを見るぞ!』
『無事に今日を乗り越えたら大好きなステーキ店に行くぞ!』
そんな感じで、自分の大好きことを予測するようにした方が、ネガティブなイメージを軽減できるのではないかと思います。
心のガス抜きは筋トレが解決!
筋トレがダイエットに役立つという情報は知っている方が多いと思いますし、科学的にも効果があると実証されています。
そして、もう一つ筋トレの嬉しい効果に『ストレスの軽減』も期待できるのです。
実は、運動を行うことで『アドレナリン』『セロトニン』『ドーパミン』など、様々な快楽に関係するホルモン物質が分泌されることが分かっています。
特に筋トレを行うことで『テストステロン』と呼ばれる筋力増強ホルモンも分泌されることも分かっています。
テストステロンは筋力増強だけでなく、メンタルを強くする作用もあることが分かっているため、まさに筋トレはストレスを軽減するだけでなく、ストレスに強い人間にしてくれる最強のメソッドです。
『少し想像してみてください』
筋トレを行って体が引き締まり体重も痩せた自分をイメージしてください。
そして、仕事上でのストレスまでもが軽減され、肉体と精神が変わっていく自分の姿・・・
そんな鏡に映った理想の姿に笑みを浮かべている自分・・・
ちょっとナルシストに感じたかもしれませんが、想像の世界は誰にも見られることのない仮想空間なので、いくらでも素敵な自分をイメージしてください。
先の項でもお伝えしたように、前向きな予測はネガティブな予測を覆す方法だとお伝えしました。
つまり『めちゃめちゃイケてる自分』を想像することは、ストレスを遠ざける手段としても使えるのです。
是非、筋トレでストレスを発散し、ストレスに強い体を作りつつ、イケてる自分を想像してみてください。
具体的に筋トレとストレス、メンタルに関する情報については筋トレでメンタルが強くなるのはなぜ?メンタルを強くする5つの効果をお読みになられてみてください。
筋トレでメンタルが強くなるのはなぜ?メンタルを強くする5つの効果
こんにちは!元アスリートのDr.kです! 今回は【筋トレでメンタルが強くなるのはなぜ?メンタルを強くする5つの効果】についてご ...
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まとめ
では最後にここまでの内容を振り返っていきましょう
ストレスの多い職場は太りやすい
ストレスの多い職場は太りやすい傾向にあります。
なぜなら日常的にストレスを受けやすいのは過ごしている時間が圧倒的に長い職場だからです。
そして、ストレスは午後に受ける方が過食気味になりやすく太りやすいことが分かっている。
ストレスの予測をやめ、前向きな予測を立てる
ストレスは、想像するだけでも自分の体にマイナスの影響を与えることが分かっている。
起きてもいないことを悪くイメージすることで、ストレスを感じ、感じることでより太りやすくなる。
対策として、ストレス過多な時こそ自分へのご褒美を用意してあげ、前向きな予測をすることでストレスを軽減してあげる。
心のガス抜きは筋トレが解決!
筋トレはダイエットに効果的なだけでなく、ストレスを軽減してくれる効果も期待できる。
様々な脳内物質、快楽ホルモンによってストレスが軽減されるだけでなく、メンタルも強くなるため、筋トレはまさに健康面においては最強のメソッドである。
以上『職場のストレスでブクブク太るのはなぜ?その原因と解決策!』をご紹介致しました。
主な参考文献
著者:メンタリストDaiGO
著書:『最高のパフォーマンスを実現する超健康法』