今回は『腹筋を割る正しい筋トレ|腹筋を鍛えるだけではお腹は割れない事実』についてご紹介していきます。
本記事はそんなお悩みをお持ちの方に向けて解説していきたいと思います。
まず先に腹筋が割れない理由を言います!
もしかして、腹筋を鍛えればお腹が割れると思っていませんか?・・・実はそれ間違いです!
『え?腹筋鍛えればお腹って割れるんじゃないの?』って思われた方もいるでしょうし『いきなりなにを言ってるの?』って感じかと思います。
まずは落ち着いてください。
そんなムカムカしている疑問を各チャプターでスッキリ解決していきましょう!
意外な事実|腹筋は誰もが最初から割れている!
先ほど腹筋をしたからといってお腹が割れるわけではないとお伝えしましたが・・・
それって一体なぜなんでしょうかね?
シックスパック(腹筋の割れ目)は脂肪に隠されている
肉体の健康美を競うコンテストを主宰している『ベストボディ・ジャパン』代表の谷口智一氏はこのように言っています。
腹直筋は誰でも元から割れています。例えば、ブヨブヨに太りまくった巨漢でも腹直筋は6つ(人によっては8つ)に割れている。しかし、その上に脂肪がどっさりと鎮座しているので、シックスパックを目視することはできないのです。
腹筋運動をすれば、腹直筋は大きくなります。つまりシックスパックのボリュームを大きくしたり、キレを出すことは可能。ところが、いくら鍛えたところで、すの上にどっさりと脂肪が乗っかったままだと、せっかく鍛えたシックスパックが日の目をみることは永遠にないのです。
【出典:10万人が注目!科学的に正しい人生を変える筋トレ 著者:谷口 智一】
どうでしょう?腹筋を頑張っているけどお腹が割れない理由・・・お分かりになりましたでしょうか?
『え!腹筋死ぬほど頑張ってるのにシックスパックにならないってことは・・・つまり俺って脂肪たっぷりのデブってことなの?』
それに対して否定も肯定もしませんが、少なからず脂肪がどっさりお腹の上に乗っている可能性はあるってことです。
シックスパックは体脂肪率10%以下で現れる!
では、一体どこまで体脂肪を落ちしたらシックスパックが見えてくるのか?
同じく『ベストボディ・ジャパン』代表の谷口智一氏の著書から引用します。
シックスパックは体脂肪率が15%を切ったあたりでうっすらと見え始め、10%を切ってはっきりわかるといわれています。
【出典:10万人が注目!科学的に正しい人生を変える筋トレ 著者:谷口 智一】
以上のように10%を切ったあたりから腹筋の割れ目が見えてくると紹介されてます。
なかなか大変かもしれませんが、憧れのシックスパックを目指して体脂肪を落とすためのトレーニングを頑張らなくてはいけませんね。
腹筋を割りたいなら大きな筋肉を育てましょう♪
先のチャプターで腹筋を鍛えても腹筋の割れ目が出ない理由が体脂肪だと分かりましたね(^^♪
『だったら、体脂肪を落とすためのトレーニングを教えてよ!』ってなってくると思いますが、結論を急ぎ過ぎないようにしてください。
まず、体脂肪を落とすためには下半身の筋肉を鍛えることをオススメします!
筋肉の消費カロリーは筋肉の大きさに比例
なぜ体脂肪を落とすために下半身の筋肉を鍛えると良いのでしょうか?
それは【筋肉の消費カロリーは筋肉の大きさに比例】するからです。
どう考えたって、腕の筋肉よりも足の筋肉の方が強いですよね?そもそも足で歩くように逆立ちして長時間動き続けることは出来ますか?
『俺は腕の筋肉の方が強くて逆立ちの方が得意なんだ!』って強者は絶対にいないはずです。
それほど、足の筋肉(下半身の筋肉)は圧倒的に筋肉量が多く、その量は体全体の筋肉量の約70%ほどだと言われています。
つまり【筋肉の消費カロリーは筋肉の大きさに比例】が正しい情報とするならば、大きな筋肉ほど消費カロリーが大きく、脂肪の消費量も大きくなることを意味します。
大きな筋肉を育てるトレーニング方法とは?
筋肉 体積比ランキング
- 1位 大腿四頭筋(太ももの前面)・・・1417.4㎥
- 2位 大殿筋(お尻)・・・764㎥
- 3位 内転筋(太ももの内側)・・・625.9㎥
- 4位 ハムストリングス(太ももの裏側)・・・583㎥
以上のデータは、人間の筋肉の体積比をランキング化したものです。
見て分かるように、上位4位は全て下半身の筋肉だということが分かりますよね?
そして、その中で圧倒的に筋肉量が多いのは大腿四頭筋(太もも前面)になるのです。
『ってことは、大腿四頭筋を重点的にトレーニングすれば体脂肪が落ちやすくなるってことだな?』っと感の良い方は気が付くかと思います。
では、大腿四頭筋を鍛える最適なトレーニングとはなにか?
誰でもできるトレーニング方法として以下の3つトレーニングを推奨します。
- 建物の階段の昇り降り
- スクワット
- 登山
建物の階段の昇り降り
もしもお勤めの会社に体を追い込むための素晴らしい階段があるのなら、それを活用しない術はないでしょう!
階段の昇り降りは大腿四頭筋を酷使しますので、普段から階段を登らない方はかなり下半身の筋肉が衰えていると思われます。
『いや~ここ2~3年くらい階段って使ったことないな~』って方は相当ヤバイので、もはや『私にとってエレベーターは無用な存在である!』的なくらいで、楽な移動手段をは排除してください。
もし可能なら、お昼休みにでも、5分程度で良いので集中して階段の昇り降りをしてみるのも良いかと思います。
スクワット
これは自宅でも出来るので是非やってください。
効率よく鍛えるコツとしては、体を起こしきったりしゃがみこんだりせず、常に負荷がかかっている状態で体の上限運動を繰り返します。
この点に関しては、ボディービルの筋トレユーチューバーが超詳しく解説していますので、解説はそちらに譲ります。
登山
これは私が個人的に好きなスポーツでもあるからなんですが、なんといっても楽しく爽快感のあるトレーニングになるのでオススメです!
『え~?そんなのつまらないよ!それこそ辛そうだし・・・』
そう思っている方に私は言います!
『登山を甘くみるな!マジで体脂肪落ちまくるぞ!・・・そして登山は変化があって楽しいスポーツだぞ!』
って私が主張するのは、そもそも登山って下半身をこれ以上ないぞってくらい酷使するスポーツなんです。
そりゃそうですよね?なんたってほぼ足しか使ってないですし、ただでさえ辛い階段を長時間登り続けているのですから。
しかし、階段と登山は大きく違う点があります・・
『常に変化がある』です。
景色も変わりますし、自然豊かで空気もさわやかで癒されます。
そして山頂という明確な目標があるので、そこに向かって努力するだけで良いのです。
『とは言え、いきなりそんなこと出来るかよ!』・・・そう思うかもしれませんが、できます!
小さな山から登れば良いのです。ほんの30分で登れる山もあるから、そこから登れば良いだけなんです。
まあ、とりあえず、暑苦しいと思われても嫌なので、山の主張はこの程度にしておきます(笑)
上半身の筋トレも平行して行いましょう!
肝心なことを最後に言っておきます。
下半身の筋トレが重要であるか分かったかと思いますが、だからといって上半身の筋トレをないがしろにしてはいけませんよ!
『え?さっきから下半身鍛えろだとか、登山しろだとか言ってたくせに急になに言いだすんだよ!』・・・確かにおっしゃる通りです。
しかし、体脂肪は落ちるかもしれませんが、下半身ばかり鍛えていたらどうなるか想像できますか?
そして下半身がムッキムキで全身の体脂肪が落ちたらどんな姿になるかイメージできますか?
そう!下半身はボディービルのようにムッキムキ!しかし上半身は鶏ガラのような体型になるのです!
まるでアニメに出てくるキャラクターのように超クセの強いボディバランスになってしまいますよね?
そもそも、体を美しく見せるためには上半身の筋肉はとても重要です。
それと並行して体脂肪を落とすことで、表面にキレのある体が顕在化してくるのです。
なので、いくら下半身の筋肉が大事だといっても、しっかり平行して上半身の筋トレも行いましょう!
まとめ
ではここまでの内容を振り返っていきましょう!
意外な事実|腹筋は誰もが最初から割れている!
実は腹筋は誰もが最初から割れている!
それが表面に現れないのは体脂肪が邪魔をしているからである。
体脂肪を落とすことでシックスパックは顕在化する!
腹筋を割りたいなら大きな筋肉を育てましょう♪
腹筋を割りたいなら、大きな筋肉を鍛えると効率が良いです。
なぜなら消費カロリーは筋肉の大きさに比例するから。
下半身の筋肉は全体の70%なので、下半身の筋トレを行うことで効率よく体脂肪を落とすことが可能になる。
大きな筋肉を育てるトレーニング方法とは?
大きな筋肉を育てるトレーニングは3つ!
- 建物の階段の昇り降り
- スクワット
- 登山
以上の自分にあったトレーニングを行ってみてください。
以上【腹筋を割る正しい筋トレ|腹筋を鍛えるだけではお腹は割れない事実】をご紹介しました。