日本100名山を目指す方へ  登山初心者が登る山

『立山』は北アルプス登山初心者に超おすすめ!理由を詳しく解説♪

※このページは2019年7月15日に更新されました。

 

『登山初心者だけど、少し背伸びをして憧れの北アルプスに登ってみたい!』

『立山に行ってみたいけど、いまいち登山の難易度がいまいち分からない』

『立山の魅力をたくさん知りたい』

 

以上の要望をお持ちの方向けの記事になります!

既になんども立山に行かれている方には『いまさら』って感じかもしれません(笑)

 

 

 

冬が終わり、春が訪れ、夏に向かい・・・下界がクソ暑くなるこの季節・・・

低山を登るのがとてもシビアになってくる時季ではありますが、こんな時こそ涼しいお山に身を置きたくなりますよね(^^)

 

梅雨が明け、本格的な真夏のシーズンが到来した時に登山者なら誰しもが高い山を登りたくなるのではないでしょうか☆

そして登山者なら誰しもが日本の北アルプスを登ってみたいと思うでしょう!

 

そこで『まだ北アルプスを登ったことがないんだよね!』『初心者だけど大丈夫かな?』って方におすすめの立山をご紹介します。

せっかくなので昨年にグルメ登山として開催した立山の1泊2日登山をモデルに解説していこうと思います♪

 

 

 

立山とは?

所在地と標高

富山県立山町に位置し、日本の飛騨山脈の北部、立山連峰の主峰で、その標高の最高点は3015m。

標高3000mを超える山では最北端に位置します。

 

ちなみに、立山とは、雄山(3003m)、大汝山(3015m)、富士ノ折立(2999)の三山を総称して呼びます。

 

日本を代表する観光地

 

そう言っても過言ではないってくらい人気のある山です!

びっくりするのは、玄関口となる立山駅では室堂行きのチケットを購入するお客さんで長蛇の列ができてしまっていることですね。

まるでディズニーランドの乗り物待ちかのごとく、購入するだけで30分以上もかかった記憶があります・・・

 

ちなみに登山口のスタートラインの室堂では、亜高山帯と呼ばれる標高の高い場所ですので、誰でも気軽に北アルプスを堪能できます。

それは登山客でなくても、室堂周辺は完全な観光地となっており、歩きやすく近い距離感に山小屋などの建物があるので安心して周辺を散策できます。

 

また海外からの登山客や観光客も多いため、訪れる人の数は年を追うごとに増えているのではないかと思います。

 

氷河を有する山?

すでに知っている方も多いかと思いますが、実はこの山は日本では珍しい氷河を持つ山なのです!

 

※右側に写るのは御前沢氷河

 

背後に写るのは黒部ダムと後立山連峰です。!

氷河に黒部ダムに後立山連峰とは超贅沢な場所です(^^♪

頑張って立山山頂まで登り、ガスってさえいなければ見れるはずです☆

 

初心者におすすめ!立山登山の魅力とは?

スタートラインの標高が2450m! 楽して登れる優しい山☆

 

なんといっても一瞬で標高2450mのスタートラインに立てることです!

一瞬ってわけではありませんが、交通機関を乗り継いでいくことで、通常ではありえないほど高い位置にワープできるわけですね!

この時点で、体力に自信のない方でも、ベテラン登山者と同じ土俵に立てるわけですね!

 

ゆっくり登っても3時間もあれば登頂できるかと思いますので、里山しか経験のない方でも、息をあげないようにゆっくり登れば十分に到達できるレベルなのです。

 

ただ、ここまでくる交通費はちょっと痛いかもですけどね・・・

 

一生記憶に残る展望の良さ!

 

この山の展望の良さはズバ抜けてよいと言えるでしょう!

まあ北アルプスの展望はどの山でもズバ抜けてよいと言ってしまう私なのですが・・・

 

でもやはり、この山で見れる景色は格別です!

 

 

 

 

どうせ登るなら天気の良いときに登りたいですよね?

悪天候では逆に修行の登山へと変貌してしまう山ではありますが、天気にさえ恵まれればとても居心地の良い最高の登山へとなるでしょう☆

今回グルメ登山に参加してくださった方にも満足して頂けたようで良かったです☆

 

テント泊デビューにはもってこいの抜群の環境♪

※雷鳥沢キャンプ場

 

この立山には雷鳥沢と呼ばれるキャンプ場があり、室堂から約1時間少々歩いたところにあります。

 

やはり、この短時間でテン場に到着できるのは非常にありがたいです!(^^)!

大荷物背負っての長時間移動がないので大助かりです!

 

他に、このテン場の魅力ですが、なんといってもテントを張るスペースは十分にあるし、どこもかしこも平な平地となっているので場所を選びません!

普通だったら、遅くテン場についたら張る場所がなく、仕方なく傾斜のついた場所で張るなんてケースは多々ありますが、少なからず一度もないです。

 

ちなみに私は5回、この立山の雷鳥沢に泊まってます(^^♪

 

更に、お一人様500円の利用料金でテント泊が可能になり、水場は2か所、トイレも毎日清掃してくださるおかげで超きれいです!

超きれいと言っても山ベースで考えていますのでご理解を・・・

 

そこら辺に山小屋や売店が存在する

 

初心者にとって心配なのは、やはり万が一の時にどうしたらよいのか分からないことだと思います。

でも安心してください!

 

立山エリアは、各山小屋同士の距離感が比較的短く、万が一の時には小屋へ駈け込めるので安心感があります。

健脚向けのコースだとやや遠かったりしますが、あくまでも立山を登って降りるだけなら山小屋の距離感は1時間~1時間半程度かなと思老います。

 

特に女性の方はトイレの有無は死活問題って方も多いと思うので、その点は非常にありがたやですね(^^♪

 

良いことばかりでないデメリットもある?

室堂までの交通費が高い

マイカー規制のため、立山室堂までの移動方法は、扇沢(長野県)から乗り物を経由して移動する方法と、立山駅(富山)からケーブルカーとバス

を乗り継いてく方法です。

 

この扇沢からのアプローチは、途中で乗り物を何度も乗りついでいくため、往復の交通費だけで約10,000円はします。

立山駅からですと、ケーブルカーとバスだけですので往復運賃5,000円で済みます。

 

そんなに遠回りでなければ立山駅からがおススメですね!

ただ、初冬、春先の場合は、悪天候時にバスが終日運行できないケースも多々あるため、そのシーズンだけは帰れなくなるシナリオもあるので気をつけましょう!

 

めちゃめちゃ混んでる

ご想像の通り、立山は人気のある観光地ですので、ハイシーズンの土日ですと室堂にたどり着くだけで人混みの多さに疲れちゃう方もいるかもしれませんね。

室堂に到着し、歩きはじめるまで難儀します・・・

歩きはじめても比較的人は多いので、登山道を歩いていてもややせわしないかなと思います。

 

私自身、人のいない静かな山が好きな人間ですので、ここまで人が多いと台無しになっちゃうのかなって気がします。

ただ、歩くルートによっては極端に人が少なくなるので、私が行うグルメ登山や単独行では人との遭遇率は極端に少なくなりますよ!(^^)!

私が行った1泊2日のグルメ登山では、初日に立山を登り、二日目は奥大日岳と呼ばれる人の少ない山を登りました。

 

人が少ないからといって価値のない山なのかと言うとそうではありません。

むしろ凄い価値のある山ですよ!

知りたい方は私が主催するグルメ登山へお越しくださいませ!(^^)!

 

最後に

ここまで立山の魅力などを語ってきましたがいかがでしょうか(^^)

もちろん、良い面もあれば悪い面もあるのが世の常ですから、悪い面に関してはそれが気にならなくなるような対策と行動をとるようすればよいだけの話です。

それも良くとるか悪くとるかは人次第ですので、私がデメリットといったことでも、その人にとっては人が多くてむしろ安心して登山ができるって方もいるかもしれませんね。

 

まあ、悪い面があったとしても、この立山の価値ってのはそんな悪い面を覆い隠してしまうほど魅力的なところです!

まだお越しになられてない方は是非おじゃましてみてはいかがでしょうか!(^^)!

 

-日本100名山を目指す方へ , 登山初心者が登る山
-, ,

© 2024 Dr.k 山岳グルメ登山ブログ in 新潟 Powered by AFFINGER5