※この記事は2019年7月10日に作成されました。
『今までにない最高の解放感を味わいたい方』
『今までにない最高の泉質を味わいたい方』
『大人を忘れて子供のように騒ぎたい方』
そんな現実逃避を本気で実現したい方にとって必見の記事です。
是非最後までご精読くださいませ!
こんにちは!
登山家ブロガーのDr.kです!
『お前はいつから登山家ブロガーになったのか?』
と、軽く1億人くらいの方がそのように思ったに違いないでしょうが、本日も私がオススメする山をご紹介しますね(^^)/
さて皆さんは『白馬鑓温泉』って知ってますか?
知る人ぞ知る秘境の温泉地です!
もし知らない方は今すぐ身支度して白馬鑓温泉に向かってください!
それほど魅力あふれるグレートな温泉です。
と、あえて温泉地と言わないのは、ここが観光地のような場所ではなく、人力で這い上がらないと行けない野外温泉だからです。
なので、ここで一気に行けなくなる方が続出します。
そう、登山が出来ない人は一生行くことも浸かることもできない特別な温泉だからです!
でも安心してください!
この記事を読んでいるあなたはきっと登山家のはずです(^^♪
だからこの記事を探りあてることが出来たのですから!
仮に登山家でない方は、明日から登山をはじめてください!
きっと人生大きく変わりますよ!(^^)!
良い方向に向かうかどうか知らんけど(笑)
ではでは、この温泉の魅力をガッツリ紹介していきますね!
白馬鑓温泉とは?
- 所在地 :長野県北安曇野郡白馬村に位置する温泉で、北アルプス白馬鑓ヶ岳の中腹に地点に存在する
- 標高 :標高は2100m地点
- 登山口 :猿倉壮(〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城)まで車(100台駐車可能)、またはタクシーを利用して移動。
- 所要時間:出発点となる猿倉壮から約4時間くらい
- 宿の有無:温泉には期間限定で白馬鑓温泉小屋が併設されているので宿泊が可能、もしくはテン場があるのでテント泊も可能
- テント場:約15張程度・・・あまり大きなテントは張れません。
- 営業期間:7月中旬~9月下旬頃 ※その年によって変動するので要確認
- 宿泊料金:詳しくは下記の山小屋ホームページをご覧ください!
白馬鑓温泉の4つの醍醐味
※残雪期の白馬鑓温泉
この温泉の醍醐味となるキャッチをズバリいいます!
- 泉質がしびれるほどマジで良すぎる!
- ロケーションが本当に凄すぎる!『全米が感動した!』ってくらい感動する!
- 登山家が山頂を目指さなくても良い気分にさせる!
- 10月の白馬鑓温泉はオールフリーの無法地帯となる!
泉質がしびれるほどマジで凄い!
マジでしびれます!
マジでピリピリするほどしびれます!
これは泉質に効果効能があるのかどうか分かりませんが、頑張ってつかっていると体の芯から温まりますよ!
私は毎年10月の寒い時期にいくので、下手すると雪がふるような季節です。
でも、この温泉につかっていると寒さを忘れるくらい温まります!
持参した日本酒を味わいながら過ごすこの人時はたまんないです(^^♪
ただ、外気温が寒いことと温泉が半端なく熱いので、なかなか浸かるのに難儀するのが難点・・・
そして、長時間つかっていると肌がピリピリしてくるので、肌の弱い方には少々辛いかもしれませんね。
ロケーションが本当に凄すぎる!『全米が感動した!』ってくらい感動する!
※小屋解体後の温泉の風景
アメリカ人全員がここに訪れたらな『全米が感動した』は100%間違いなしでしょう!
ってくらい本当に凄いロケーションなんですよ!
※残雪期の白馬鑓温泉の浴槽から撮影した写真
上の写真を見て頂ければ分かるように、浴槽の前面はさえぎるものがないくらいオープンなのと、谷地形であるがため、もはやあなたの視界を邪魔するものはありません!
しかも、これほどまでに高度感のある温泉は他にはないでしょう!
絶景を味わいながら浸かる温泉は本当に最高です。
※残雪期の白馬鑓温泉で撮影した画像
ご覧の通り、白馬鑓温泉は東面にあるためご来光を拝むことも可能なんです!
どこにも移動せずともこの瞬間が見られるので、朝が弱いかたでも問題ありません☆
登山家が山頂を目指さなくても良い気分にさせる!
私がこの白馬鑓温泉を推奨する理由として『山頂を目指さなくてもよくなる』のも一つの理由です!
もはや、現地についてゆったり温泉に浸かったり、お酒を飲んだりすると気分がよくなりすぎて戦意喪失ですよ(笑)
ことさらに天気が良ければ、その場所だけで十分に素晴らしい景色なので、そこにいるだけで幸せになれます(^^♪
是非オススメしたいのが、3~4人くらいの人数、更に男なら男だけのメンバー、女なら女性だけのメンバーで現地へ行かれてください。
そして携行品として、お酒とつまみは要持参です!
頑張って白馬鑓温泉に到着したら、あとは飲み会に発展させるだけです!
また男だけ、女だけの方が日頃のストレスや不満といった愚痴も全開に解き放つことができます。
さらには多少卑猥なトークを交えた猥談トークもフルオープンに発揮できるので、これほど良い時間はないですよ(笑)
この自然の解放感とお酒の力を借りることで、もはやあなたのストレスは完全に無力化されます!
10月の白馬鑓温泉はオールフリーの無法地帯となる!
なんだか意味深なフレーズで気になっていらっしゃる方も多いのではないかと思いますが、やっぱり10月の白馬鑓温泉は最強ですね!
この地の収益を考えたり、山のリスクを考えたりすると、誰にでもオススメする内容ではありませんが、参考までにご紹介します。
まず10月はなにが違うのか、環境的な要因は以下の通り
- 山小屋が解体されている
- 登山客が圧倒的に少ない
この二つの要素が以下の大きなメリットを生み出します
山小屋が解体されているメリット
- 温泉が解放されているので自由に出入りできる!・・・つまり24時間浸かり放題
- 小屋の跡地に安定したテント場スペースが出来る・・・大型のドームテントも張れるため快適な空間を確保できる
- 無償で温泉、テント泊が可能になる・・・浮いたお金は白馬村のお土産に是非使ってください!
登山客が圧倒的に少ないメリット
- 登山客が少なくなるので、テント場の確保もしやすくなる
- テント場の周囲に人がいなければガンガン騒いでも他人に迷惑がかからない
- 温泉を独占できる可能性が高くなり、貸し切り露天風呂だって実現可能
いいことづくしですね!
次はデメリットについてもご紹介します。
山小屋が解体されているデメリット
- 小屋の管理者がいないため、なにかトラブルが発生しても自己責任
- トイレや水場も撤去されているため不自由が生じる
- 登山道そのものが管理されていないので、道中の状況は行ってみないと分からない・・・もしかすると通行不可の可能性もある。
登山客が圧倒的に少ないデメリット
- 単独ソロでは人気がなさすぎて寂しすぎるし怖い・・・
- トラブルが発生したさい、誰かに声掛けすることが出来ない
- 登山客が少ないゆえに、道中の情報がネットで入手出来にくい
以上、山小屋解体後のメリット、デメリットをご紹介しました。
いずれにしても、解体後にいく人はそれなりに山に洗練された方限定となってしまいますね。
あと、トイレについても大きな問題で、10月の時季ともなると現地は冬同然の環境となってしまいます。
そのため、便については分解されにくい環境となってしまうため、翌年の雪解け後にならないと自然分解が難しい状況です。
可能な限り、携帯トイレを持参し、自分で持ち帰るようにしましょう!
そうでないと、翌年の白馬鑓温泉がウ〇コだらけになって大変ですから(;'∀')
本気で楽しむならテント泊
どうで山で泊まるならテント泊でしょう!
もちろん小屋もいいですが、繁忙期の小屋はすし詰め状態で十分なスペースもなく、寝返りする出来ないような状況もあります。
また、自分達だけのプライベート空間もなく、周囲に気を遣う必要が出てきますよね?
その点、テント泊は空間が独立しているので、他人の目をきにすることもないし、寝床のスペースも確保できます。
テント場さえ確保できれば自分達のプライベート空間は出来るわけですね!
この白馬鑓温泉の楽しみ方で、さきほどはお酒を飲んだり猥談トークを繰り広げたりなどとお伝えしましたが、それはテントであるからこそ実現可能なのです。
小屋のなかであまりにもディープな会話をする人たちがいたら最悪ですよね?
でもテントなら空間が隔絶されているので、大きな声を出さなければ他人に迷惑をかけることはありません。
白馬鑓温泉で1泊2日の泊りを計画しているならテント泊をオススメします☆
もちろん、その人の過ごし方や楽しみ方によりますので、小屋泊を否定はしていません。
山の過ごし方は人それぞれですからね(^^♪
最後に
以上、白馬鑓温泉について語らせて頂きました!
最後のほうでは、10月の小屋解体後の温泉をオススメしてましたが、それはあくまでもガチ登山家向けの話であって、そうでない方は小屋のあるシーズンをオススメします!
小屋がなくて確かに自由で解放感はありますが、その分身の回りのものを揃えなくてはならないことと、ある程度の我慢が必要になってしまいます。
それが逆にストレスになってしまうなら、繁忙期を避けた営業期間内に訪問してみたらよいかと思いますよ!
それこそ小屋の営業シーズンギリギリにお邪魔すると良いかと思います(^^♪
以上、白馬鑓温泉の魅力についてご紹介しました!