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ハクサンコザクラ 会津駒ケ岳で開花する可憐な高山植物

※この記事は2019年7月9日に更新致しました。

 

ハクサンコザクラ(白山小桜)

  • 分類:サクラソウ科サクラソウ属の多年草 また高山植物に分類
  • 花期:6~8月
  • 分布:主に石川県~新潟と東北の県境界隈の高山帯
  • 高さ:15㎝ほど

 

ハクサンコザクラの由来

ハクサンと名のつく植物は数えるときりがないほど多いですよね?

 

このハクサンコザクラもその一つで、名前の由来は霊峰白山で最初に発見されたことによります。

そしてハクサンと名のつく他の高山植物も同じ理由で『ハクサン~・・・』と名前がつきました。

 

そして本種のコザクラの名前の由来についてはヤマザクラ(樹木)の花に似ていることと、大きさが他のサクラソウの仲間に対して小型で可愛らしいゆえんではないかと思います。

 

『コザクラ』はあくまでも私の憶測です!

まあ多分そんな感じだと思います!

だって見た目が小さくて可愛らしいですからね(^^♪

 

ちなみに、ハクサンと名のつく植物は、他にもハクサンイチゲ、ハクサンチドリがありますが、これは比較的どこの山でも見られるメジャーな高山植物です。

対して、このハクサンコザクラは生息範囲が限られます。

 

そのため、希少な高山植物といってもよいかもしれませんね。

 

会津駒ケ岳に咲くハクサンコザクラ

 

さて、会津駒ケ岳ではこの希少なハクサンコザクラを多く目にすることができます!

標高の高い主稜線の雪渓や湿地帯となるような場所に多く自生し、雪解けと同時に開花します。

特に頂上付近の湿原の群生は圧巻です!

 

会津駒ケ岳のように雪深いところでは、順々に雪解けが進行するので、早くて7月初旬から開花が始まり、8月中旬くらいまで見られるかと思います。

他にも、新潟県の越後駒ケ岳でも同様にハクサンコザクラを目にすることが出来ます。

 

こちらは山頂直下の雪渓や、駒ノ小屋付近の湿原で見られますよ♪

 

ハクサンコザクラの特徴 ユキワリソウと間違いやすい?

 

 

このハクサンコザクラ、似たような姿形をしている仲間が多いため選定に苦労する方も多いようです。

同じサクラソウ科の植物でユキワリソウと呼ばれる仲間がいます。

 

これと見分けがつかないって方もいらっしゃるようなので、少々解説致します。

 

さて、ユキワリソウの画像をご希望の方!

私のページではユキワリソウの画像がなかったので、お手数ですが『ユキワリソウ サクラソウ科』のキーワードで画像検索してください。

でもキーワードを『ユキワリソウ』だけで検索しないでくださいね!

 

ユキワリソウだけで検索するとキンポウゲ科の雪割草でヒットしてしまいますので、それだと全く別物になります。

 

 

では、ハクサンコザクラとユキワリソウはどのように違うのか?

下の画像を見ながら解説します。

 

 

例えば、上の画像の花弁の切れ込みをみてください。

じゃんけんのチョキのような形で、1枚の花弁が切れ込んでいます。

 

さらに切れ込みが深い花もあるため、花弁が10枚に見えてしまいそうですがハクサンコザクラの花弁は5枚です。

 

そして、ユキワリソウではこの切れ込みは浅くハート型です。

まずそこで判別できます。

 

次に根生葉にも特徴があり、ハクサンコザクラは葉の縁が表側に反るのに対して、ユキワリソウは裏側に反る

表側に反るといってもピンとこないかもですが、葉が内側にやや巻き込むといったイメージですね!

 

他にも、ハクサンコザクラはユキワリソウよりも紅紫色の強みがある特徴もあります。

 

最後に

 

ここまでハクサンコザクラについて解説してきました。

高山植物の中でも、とても可愛らしいお花を咲かせますよね♪

 

また分布域も狭いため、このお花を見られただけでも嬉しくなっちゃいますね。

幸いにして、私の住んでいる新潟県では、ちょこっと遠征すれば拝みにいける距離感です。

 

まだハクサンコザクラと会ったことのない方!

是非ステキな出会いを求めて山へ行ってくださいませ(^^♪

 

 

 

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