守門岳 大岳登山
2019年5月28日
さて、この日は5月でありながら異常な暑さとなる予報が出ており、さらに私が足繁く通っている守門岳の山開きイベントです!
暑さに負けず、守門岳(大岳)の山頂でしっかり祈願祭に参加してきたいと思います。
この山開きイベントの特徴と山頂までの概要をお伝えします!
守門岳(大岳)の山開きに参加するメリットは?
大岳山頂まで登ると記念品の木札がもらえる!
ご覧のとおり、こんな木札を山頂の大岳で配布しております!
しかも、2019年に山開きは記念すべき令和元年ですから、なんだか特別な物をもらった感がありますね(^.^)
大岳山頂でお神酒をガッツリ飲める!
こちらも、係の方が日本酒をたくさん担ぎ上げてくださっており、当日の大岳山頂は100人以上の登山客でごったがえしておりましたが、それでもお神酒があまるほどの量でした!
山頂で飲み会が可能
お神酒がガンガン拝借出来るので、私は調子にのってワンカップ二杯も飲んでしまい、山頂でとてもハイな気分になってしまいました(笑)
山頂は残雪残る守門の絶景は見れますので、焼き肉道具持参して大岳の頂きで飲み会が出来るくらいですね(^.^)
まあ下山のことを考えると適度に済ませてくださいませ!
山開き時季限定のロケーションを堪能できる
山開きといっても、守門岳山頂付近はしっかりと残雪がのこっていますので、夏山登山と冬山登山がミックスされたような感じの登山になります。
しかも、樹木の芽吹きがまだ始まったばかりなのと、残雪で木々も埋まっているので、道中のロケーションは半端なくいいですよ!
けっこう、守門岳のは藪藪している山域なんですが、雪に覆われている時季は本当にすごい景色なんです(^.^)
守門岳(大岳)山開きのデメリット
車の停め場所に苦労する
どこの山開きも同様の現象ですが、この守門の大岳山開きに関しては、駐車場に停めるためには前泊でもしない限り不可能です・・・
そして、当然ながら駐車場手前から恐ろしいほどの縦列駐車がまっています。
まず、ここでどこに停めるのか悩まされます。
多少車のボディーに傷がついても構わないなら、木の枝を押し込めるような形で強引に路肩に駐車します。
それでもスペースがあればの話しですけど・・・
道中のすれ違いが非常に難しい
そして一番厄介なのが、車同士のすれ違いが非常に困難なことです。
道中は非常に狭く、しかもみんな路肩に駐車してしまうので、対向車がきたら転回が出来ないので厄介・・・
どちらかが妥協して転回可能なスペースまで延々と引き返す羽目になります・・・
そこで追い打ちをかけるように前から、または後ろから続いて車がやってきたらアウトですね・・・
さあどうしましょうって感じですね・・・
なので、出来るだけ参加するにしても早めに行動することをオススメします!
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当日の守門岳の登山記録
さて、ここからは当日の様子についてご紹介します。
自宅を出発し、登り口となる保久礼登山口へ向かいます。
さて、比較的他の登山者に比べると私は登山開始時間が遅いため、いつも現地へいくと駐車場に停めることが出来ず恐ろしく遠い所から歩くはめになることが多々・・・
今日も覚悟はしていましたが、案の定、駐車場からはじまる縦列駐車の連続で車の停め場に困りました((+_+))
そして、狭い道路に縦列駐車なので、車のすれ違いは難儀すると思いをします(・_・;)
というよりか転回スペースがないので、どちらか一方がどうにか転回できそうなスペースまで戻る必要があり、さらに後続の車が来ていた場合は地獄のような思いをするはめになるでしょう・・・・
ってことで、ここの山開きイベントに関しては、スタートが肝心なので6時くらいには登山口にいたいですね!
とりあえず、私は駐車場付近の道路に奇跡的に空きスペースがあったので車を停めることが出来ました!
というより無理やり停めた感じですね。
準備をして保久礼登山口までしばらく舗装された林道を歩きます。
では、登山開始です!
ちなみに、私がここから目指すのは守門岳の主峰である袴岳ではなく、保久礼登山口から最短ピークの大岳を目指します。
この大岳で山開きの祈願祭を行うとのことですので、登山口から通常約2時間程度の登山道を登ります。
ここからは一方的に登りのみとなり、そんなに急ではないけど緩くもない尾根をピークまで登り続けます。
ある意味変化の乏しい登山道だけど、この時季は残雪が残っていることと、まだ新緑が芽吹いたばかりで藪々してないので展望はかなり良いですよ!
そして、道中には以下のお花が開花中です!
※ユキツバキ
※ツルシキミ
※コミヤマカタバミ
※ショウジョウバカマ
※イワカガミ
※タムシバ
※ミツバツツジ
と、雪解け後に最も早く咲くお花達が開花しておりました(^.^)
これからは名物のヒメサユリや初夏を彩るニッコウキスゲの開花も続くでしょう!
さてさて、お花に魅了されつつ登り続け、標高1100mを超えてくると展望が開けます!
通常だと、ネマガリダケやミズナラに覆われた登山道を歩くので、このような視界が開ける場所は限りありますが、この時季は最高です(^.^)
一つ厄介なので、残雪が豊富なので、登山道には大量の雪解け水が流れ込んできます。
下記の写真のように流水溝となっております。
こんな感じでぬかるんでいるところも多く、足場は良くありません。
なので、泥んこになる覚悟でご参加くださいませ(^.^)
上の写真は山頂直下の標高1300mくらいの稜線です。
ここから大岳山頂まではびっしり雪に覆われており、山開きで大混雑していても道幅は広く自由に追い越せるので助かりました(笑)
そして、いよいよ山頂までくるとなにやら騒がしい雰囲気になってきました!
山頂に着いたころには、ちょうど祈願祭を行っており、私もそれに参加しました!
山の頂上で祈願祭に参加するのははじめてだったので新鮮ですね。
そして、祈願際が終わると御神酒が配られ、人で溢れかえった山頂は御神酒を求めて並び始め、恐ろしい行列が出来ました(笑)
私も行列に並んでゲットしました(笑)
こいつを片手に山頂のテラス的なところで少々休憩!
大岳の山頂はまだまだ雪が多いですね。
本来は狭い山頂も、この雪のお陰で大勢の登山客を収容できるスペースが確保されております。
先ほど頂いた日本酒を飲みながら、この残雪の守門岳を拝むのは贅沢ですね。
しかも今日の気温が下界で33度まで上昇するとのことで、山もクソ暑く、水分とミネラル分が失われた体に日本酒がどんどん浸透していきます。
とても美味しく、おかわりOKみたいな感じだったので、もう一杯頂きました(笑)
正直、ここに焼肉の調理器具を持ってきて宴会やりたいくらいでしたね(^.^)
天気もよく、日本酒も自由に飲めて、残雪が残る雄大な守門岳を拝むことが出来るなんて最高です!
来年は焼肉の道具持参しようかと思います(笑)
さて、これからほろ酔い気分で下山します。
あ!ちなみに飲酒運転心配されてらっしゃるかと思いますが、安心してください!
ちゃんと他の者に迎えに来ていただけることになっているので(^.^)
さすがに日本酒2杯も飲んで、更に大岳から登山口まで下山に1時間少々ですから、余裕で飲酒運転になっちゃいます・・・
山での飲酒は酒が抜ける前に下山してしまう可能性も非常に高いので、山開きだといってガツガツ飲むのは気を付けましょうね!
もちろん、怪我のリスクもあるのでほどほどに(^.^)
さて、下山前に山頂で記念の木札を頂き下山します!
美しきブナ並木に覆われた登山道をほろ酔い気分で下山します!
こんな登山も贅沢なものですよね(^.^)
守門岳の山開き!
最高でした☆