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オオタチツボスミレ  酷似するタチツボスミレとの違いは?

オオタチツボスミレ(大立坪菫)

スミレ科スミレ属の多年草

※新潟県の山々ではどこでも見られるスミレで、弥彦山、角田山、国上山山域でも普通に見られます。

 

 

スミレのお花で最もポピュラーであり、野山でよくみかけることのあるタチツボスミレ!

 

でも本種はその最もポピュラーな花のやや大型バージョンになります。

厄介なことに、オオタチツボスミレとタチツボスミレは見た目が酷似しており、大型といっても個体差があるため大きさで判断するのは得策とは言えないでしょうね!

 

※オオタチツボスミレ

 

葉っぱの形は、両者共に基部が心形となっており、これがタチツボスミレなのか・・・

果たしてオオタチツボスミレなのか・・・

もはや、こいつが一体なんなのかどうでもよくなってくるほど似ています。

 

 

では、どこで判別するのか?

 

私の場合、スミレの距の色で阪判断します!

え?距ってなんですか?

 

って話になってくるので解説しますが、距とは花の花冠や咢の付け根から飛び出た突起物みたいなもので、我々人間の頭で言うならチョンマゲみたいなもんですね!

 

では、下の写真をご覧になられてくださき!

 

※オオタチツボスミレの距(チョンマゲ)

 

この白いチョンマゲみたいなものが距と呼ばれるものです!

このチョンマゲの色が白色なのがオオタチツボスミレの特徴であって、タチツボスミレはチョンマゲの色が青色であることから判別可能です。

 

更に細かく違いをみつけていきます!

 

花の色はタチツボスミレと比較して、やや赤みが強く淡い紫色であり、唇弁の紫色のすじが細かい網目状になります。

更に葉の形も、タチツボスミレは深い心形なのに対して、オオタチツボスミレはやや丸みのある心形となっているのも特徴ですね!

下の写真はタチツボスミレになります。

 

※タチツボスミレ  唇弁が縦状に伸びる

 

※オオタチツボスミレ  唇弁が網目状

 

葉の基部の心径の深さに関しては、両者ともに酷似していますが、唇弁の網目状の特徴からして、タチツボスミレとオオタチツボスミレを推測可能ではないかと思います。

ただ、タチツボスミレでも近縁種がかなり多いようで、絶対的な判別は正直厳しいです。

私も、この解説が100%正しいとは言えません。

 

ただ、タチツボスミレとオオタチツボスミレの特徴については間違ってないと思います。

 

まあ、スミレに関して100%の回答を出せる人は、その道の研究者か超マニアな人間くらいだと思います。

とりあえず、ここでは両者の違いについて解説させて頂きました(^.^)

 

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