五頭山登山 令和初登山 三ノ峰~五ノ峰の登山コースでオムライスツアー!
2019年5月1日
ゴールデンウィーク10連休の後半戦、また平成から令和へと改元となり、新たな新時代の幕開けとなったこの日。
記念すべきグルメ登山を五頭山で開催致しました!
今年に入ってからなんども企画はしてましたが、全て悪天候にて中止となり、未だに決行できていなかったのですが、新元号となった本日はベストコンディションとは言えないが、なんとか登山は出来る状況でした(^.^)
さて、本日のコースは、どんぐりの森キャンプ場から三ノ峰コースを経て、五ノ峰、出湯温泉コース~旧スキー場コースへを経てスタート地点に戻る周回するルートです!
比較的定番ルートですが、そこそこ楽しめるのでこちらを選択!
さて、本日の参加者は私を含め3名!
欠員者もいらっしゃったため、今回は少数精鋭で行います!
まあいつも少数精鋭ですけどね(笑)
そんでもって、今日は各自ランチ持参です。
私はオムライスを必要最低限のもので作ろうと計画しており、うまく出来るのかワクワクしてます。
ぶっつけ本番だけど、今回は参加者にランチを提供するわけではないので、万が一失敗しても私が我慢して
食べれば全てOK!
ではでは、登山を開始します!
さて、登山口にてクマ出没のご案内です!
かなり最近の情報のようですが、小熊の目撃情報があったようですね。
この時季は熊が冬眠から目覚め、母熊と小熊が行動を共にしていることもあり、小熊がいれば必ず母熊が近くにいると思われるので、もし小熊と遭遇するような場合は無理せず引き返しましょう!
さて、新緑がとても美しいこの時季!
五頭連峰の山々も中腹まで緑があがってきており、ライトグリーンのブナの新緑達が森林浴効果を全力で発揮してくれています!
私は、このブナの新緑がとても大好きです。
そして、同じくクマもブナの新緑が大好きです。
冬眠から目覚めたクマの食糧源ですので、当然ながらこのあたりでクマが出没するのは不思議なことではありませんね!
なぜクマがいるんだ?
ではなく、クマの生活圏に立ち入っている我々が彼らに配慮しながら山に入山するのが本来の考え方なのでしょう。
このブナの存在は、登山者にとっては非常に馴染み深いものでしょうが、この山々に住む動物達、そして植物達にとって非常に大きな影響を及ぼす存在です。
しかし、このたびの記事でブナのことを語りだしたら五頭山のグルメ登山記事ではなく、ブナ記事になってしまいます。
ここは喋りたい欲を抑え、またの機会に!
単なる自己満ですけど(笑)
ちなみに、ブナの若葉は葉毛があり、成長するとそれが消えます。
更に若葉は葉っぱがやわらかく、しかもアクが少ないので天ぷらで揚げても美味しかったりします。
まあ大人のおつまみみたいなもんですね!
ちなみに、リョウブの若葉も美味しいですよ!
上の写真がリョウブの若葉です!
どちらかと言うと、ブナよりかちらの方が若葉の天ぷらとしては認知されてるのかなと思います。
それこそ、リョウブは『令法』と書き、その由来こそ面白いものです!
かつて日本が律令国家だった時代に、お偉いさん方が農民に対して『令法』を発令する。
この令法の内容とは、食用となるリョウブの植栽及び貯蔵を命じるもので、起こりうる飢饉にそなえるために発令したもののようです。
それこそ、農民が所有する田畑の面積に応じて植栽及び貯蔵する必要があったようですね。
まあ、今のように食が豊かではない時代、天候不順で本当に食べるものがなくなってしまう時代ですから、食べれるものなら植栽してしまえって感じなのでしょうね。
おっと、かなり話が脱線してしまいました・・・
さてさて、話を戻します!
他にも登山道の道中にはこんな植物達も!
オムライスが気になる方は植物写真集とすっ飛ばしてください(笑)
※タチツボスミレ
※イワウチワ
※ユキツバキ
※ツルアリドオシ
※カタクリ
※ショウジョウバカマ
※キジムジロ
以上、今回の登山で見られたお花たちです!
これらの植物解説は別ページにて解説しますが、私が山で出会った花々を全て解説及びページを作るのは恐ろしく時間がかかるため、現在取り掛かっている解説ページが完了次第掲載します・・・
少なくとも、現在はカタクリ&ショウジョウバカマは既に掲載してます。
かなりその他はタイムラグがあると思ってください。
でも必ず掲載します!
後日ご覧になられてくださいませ!
さて、いろいろと植物観賞をしながら歩いていると、あっという間に三ノ峰に到着!
まだ山頂付近には残雪がちょいちょい残っており、ここから五頭本山と五ノ峰の分岐がありますが、なかなか分かりにくくなっているのでご注意を!
残雪期は道迷いの可能性が多いので、しっかり地図読みとコンパスを使いなれておくようにしてください!
そうでなければ、その山に詳しい方や登山ガイド、または私にご案内させてくださいませ(笑)
ではでは、今回は五頭山頂へは行かず、五ノ峰狙いですので、そちらへ向かって雪上を歩きます。
ツルツル滑る斜面を降っていきます!
お二人ともとくに危なげなく降りていきます。
で、この目の前にある四ノ峰まで登り、そこで本日のランチを頂きます!
山頂まで登り、早々にブルーシートを広げ、さっそくクッキング開始!
今回は、家に転がっていた材料を集めての調理ですので、少々つまらん内容かもしれませんがご容赦ください。
この材料は、先日の白馬槍ヶ岳のテン泊の時に使おうと思っていたもの!
具やらソースやらが簡単に用意できるようだったので、こいつを今回使用します。
ちなみにご飯は、炊いた米を保温パックにいれて持参したものです。
そして、米が焦げないようにライスクッカーにクッキングシートを使用します!
具材とソースを入れ、しゃもじで混ぜ混ぜします。
本当は木べらを使いたかったのですが、小型のものがなかったのでこいつで対応しました。
で、一通り火が通り、ソースもご飯全体に混ざりこんだらクッキングシートの端をつまんでクッカーから取り出します。
そして、次は新しいクッキングシートを用意して卵を入れます!
入れたら混ぜ混ぜします!
オムライスの生地が出来ましたら、先ほど作っておいたご飯をクッキングシートで軽く成形し、生地のうえにぶち込みます!
ぶち込んだら、ご飯を取り出した時と同じように、クッキングシートの端をつまんでオムライスを取り出します。
そしたら、今度はそれをひっくり返すように器に載せます!
もし持ってこれるようなら、大きめの皿を用意すると簡単に出来るし、見た目も良いと思います。
私はどんぶりだったのでミスりました(・_・;)
こんな感じで、どんぶりの上にひっくり返すようにぶち込みます!
そして、最後にクッキングシートを取り出せば完成です!
まあ見た目は良いとは言えませんが・・・
これがどんぶりでなければインスタ映えするような写真になったのでしょうが、ここは山なのでご容赦くださいませ。
でも、持ってこれる方は大きめの皿の方が作業しやすいですし、間違いなくインスタ映えします(笑)
さて、ここまでの調理でクッキングシートを多用しましたが、これを使うメリットはたくさんありますが、なんといっても下記の写真のように汚れが一切つきません!
こんな感じです!
これは肉を焼いたり野菜をいためたりする時にも使えます!
しかも焦げつかないので、油が一切必要ありません。
とにかく、私は山で調理する時はクッキングシートをたくさん使います。
クッカー一台で複数の料理を調理する際に使いまわしがききますので非常に便利です。
是非とも、軽くてかさばるものではないので、クッキングシートを活用して頂ければと思います。
今後も、クッキングシートを使った山料理をどんどん紹介させて頂きたいと思います。
参加者でオムライスを御裾分けし、各々ランチを頂きました!
さて、お腹も一杯になったことで、五ノ峰経由で下山を開始します!
五ノ峰山頂!
周囲は濃いガスに覆われてきました。
なんだかブナ林がガスで覆われると幻想的ですね。
しかも新緑なのでより良い感じに映ります(^.^)
途中、八合目で赤安山へ至るコースと、出湯温泉へ向かうコースがありますが、これを出湯温泉方面へ降ります。
これが残雪が残っていると気づかないで赤安山方面へ降ってしまう可能性があるので要注意です!
ましてやガスが濃い場合は全く気づかないこともありえますのでね。
そして、そのまま降っていくと、また途中で出湯温泉ルートと旧スキー場ルートに分かれますので、ここは旧スキー場コースへと向かいます。
そのまま道なりにくだっていくとスタート地点のどんぐりの森キャンプ場へ下山します!
本日の行動時間は、約4時間半でした。
けっこうあっという間の登山でしたね。
本格的なグルメ登山とは言い難い内容でしたが、次はガッツリ調理したいと思います!
本日参加してくださったお二人には感謝しています。
試験的に余りもので作ったオムライスを食べて頂き、更に感想まで頂きまして(笑)
また次回も懲りずにご参加ください(^.^)
以上、五頭山 グルメ登山でした!