フキ(蕗)
キク科フキ属の多年草
早春の山菜として有名なフキノトウ!
天ぷらにして食べると美味しいですよね(^.^)
って方と、苦味が強すぎて好んで食べれない、もしくは全く食べれない…
そんな風にインパクトの強い山菜であり、誰もが一度は食べたことがあるかと思います。
ちなみに私は好んで食べない派です(笑)
もちろん嫌いではないですよ!
『あれ?この記事ってフキがテーマではなかったっけ?』
そう思われた方もいるかと思います。
皆さん、フキノトウもフキも同じ植物だって知ってました?
というより、フキノトウはフキです!
フキノトウというのは、早春の春にフキが本格的に葉を出す前段階の姿です。
まずは花を咲かせて子孫を残しましょってことで地上から現れた物体にすぎないのです。
ソメイヨシノの桜は花を咲かせてから葉を出しますよね?
同じく、フキはフキノトウと呼ばれる物体を地上に送り込み、目的を果たした後に出てくる本体のようなものです。
厳密にいうと、フキの本体は地下に隠れている地下茎と呼ばれるものになりますが・・・
地下でネットワークを作り繁殖していくので、地下茎のみでも十分に繁殖していけるのです。
ただ、同じ遺伝子を持ったクローンにすぎないので、出来れば違う遺伝子とくっついて強い個体を作りたいのが
彼らの本音でしょうね。
ちなみに、フキの地下茎は有毒で、肝臓に害をもたらすペタシテニンと呼ばれる有毒成分を含んでいます。
これは地下茎だけでなく、実はフキノトウにも地下茎ほどではないですが含まれているので、食べる前のあく抜きは必要です。
ちなみに、このフキノトウは雌雄異株で、雄花と雌花があるんです!
ではどのように見分けるのかと言うと…
ちょっと写真がないので、また今度撮影したらこの続きを行いたいと思います(笑)
中途半端ですいません。
ここまでで言いたいことは、フキノトウはフキであり、フキは早春になると真っ先にフキノトウを地上へ送り込むのです!
そして、食べる時はしっかりアク抜きしましょうってことを言わせて頂きました(^.^)