粟ヶ岳 山開き 新潟県が誇る日本300名山の名峰!
2019年5月5日 山行記録
持参した装備&行動食
- 30Lザック
- トレランシューズ
- ヘッドランプ&予備電池
- 救急セット
- 防寒着&レインウェア上下
- 水500ml
- 行動食(カロリーメイト1箱,アミノバイタル粉末)
- 日焼け止め
- サングラス
コースタイム
登山開始時刻:8時00分
下山完了時刻:11時30分
- 五百川登山口~5合目(山小屋) 約50分
- 五合目~粟ヶ岳山頂 約60分
- 山頂で休憩 約30分
- 粟ヶ岳山頂~五百川登山口 約70分
さて、ゴールデンウィーク終盤戦の本日は、新潟県三条市の五百川で開催される粟ヶ岳の山開きイベントに参加してきました!
なにやら、今年は特別に令和元年と記載された記念バッジがもらえるとのこと。
私はあまり記念バッジとかに興味はないのですが、家庭の事情で遠出も出来ないし、記念バッジを獲得せよとの指令を受けており、今まで一度も出たことのない儀式に参加してきました(笑)
ちなみに、これが令和元年の粟ヶ岳記念バッジになります。
先着300名までもらえるとのことで、朝の6時半に自宅を出発し、ちょうど山開きの儀式が始まる7時15分に現地へ到着するが、既に駐車場は満員御礼・・・
ということで、臨時駐車場へ案内され、そちらに駐車することに・・・
登山口まで歩いて15~20分ほどのとろこですね。
まあ300人もさすがに現地入りしているとは考えにくいので、とことこゆっくり歩いて登山口まで向かいました。
今日も天気が凄まじくよく、晴天の青空でした☆
こんな天気の時に五百川の棚田を眺めながら歩くのも悪くないですね。
なんといっても、この五百川は日本の棚田百選にも選ばれている素晴らしい景勝地でもあるのですよ!
そして奥にたたずむいい感じの山が粟ヶ岳です!
登山口までいくと、既にたくさんの登山客でにぎわっており、早々に私は登山者名簿に貴重をし、景品を頂き、儀式にも参列し、祝い酒も頂き、その後は急いで山頂へアタック!
先ほどコースタイムを記載しましたが、あくまでも私の標準タイムです(;'∀')
その通り進めなかったからといってもクレームの受付はやっておりませんので(笑)
さて、走ってはいませんが、それなりに早歩きで山頂を目指しました。
時間に制限があったため、他の登山者には申し訳ないですが、先行していた登山者を追い抜かせて頂きました。
最初はひたすら林道を歩くだけで、2合目の祓川から本格的に登山開始です!
ちなみに、この場所から沢へと入渓も可能で、私はここの沢登を3回経験しました。
橋を渡ったらすぐに沢へと入渓すれば粟ヶ岳の山頂に向かって沢登できますよ♪
ただ、この山の沢登は半端なく難しいので侮るべからす・・・
行くなら必ず経験者であり上級者の方と組んでいってくださいね(^^♪
話を山開き当日に戻します・・・・
前回の五頭山の山開きの混雑を想定していたので、それなりにうまいこと進まないことは覚悟しておりましたが、思った以上に先行している登山者が多くいらっしゃいましたね。
まあ急いでいるといっても、途中で花が咲いていたりするので、それにはすかさずカメラを向けました(^.^)
以下、今回見られたお花を全て掲載します。
花に興味のない方はすっ飛ばしてくださいませ(^.^)
※イワカガミ
※シハイスミレ
※チゴユリ
※イワウチワ
※ショウジョウバカマ
※タムシバ
以上、これらのお花が観測されました(^.^)
と、こんなことをしていると先を行かせてくださった方が追いついてくるので、カメラを撮るのも瞬撮しなければなりませんでした(笑)
しかも、予定よりかなりペースダウン・・・
まあ仕方ないと割り切って先を急ぎます。
ちなみに粟ヶ岳4合目~6合目にかけてはブナ林帯となっており、新緑のこの時季は本当に気持ちの良い森に様変わりです。
正直、足を止めてここにシートを広げて宴会をおっぱじめたいくらいです。
もはや山頂はどうでもいいくらい、今日のブナ林は最高でした(^.^)
さてさて、登りはじめて40分ほどで5合目まで到着!
※5合目の避難小屋
ここで行程の半分近くになります。
粟ヶ岳の面白さはここからやってきます!
もう少し登ると展望が出始めてくるのでテンションも上がってきます。
7合目あたりまで登ると!
どうですか!
青空を背景とした粟ヶ岳の主稜線です!
標高では1300mも満たない比較的小型の山ではありますが、豪雪によって磨き抜かれた迫力ある山容は見事なものです!
そして里へ目を向けると・・・
素晴らしい!
その一言に尽きます!
里に向かって遮るような高い山がないため、景観に関しては本当に素晴らしい山ですね。
夜景が見えたらまた別次元の世界を見せてくれるのでしょう!
先ほども紹介しましたが、この山の沢登は超エクサイティングでグレードもかなり高いです!
そして、本来滑る場所ではないのでしょうが、山スキーで山頂から滑ったこともあります(笑)
我々からしたら里山感覚で行けてしまう山ですが、ちょっとひねった山の楽しみ方をすると恐ろしいほどアドベンチャーな山です(笑)
山スキーでは山頂までのアプローチがなかなか大変なのと、滑る場所が少ないのでやめといた方が良いでしょう!
正直面白くないです(笑)
沢登は日帰りでも可能ですが、強靭な体力と高度な登攀能力がないとかなり厳しいです。
だから、この山は修練の山として私を鍛えてくれたので、常に尊敬の念をもってこの山を登ります。
さて、引き続き山頂へ向かって登り続けます。
7合目あたりからは残雪歩きとなります。
残雪期に加茂方面から登ったことはありますが、この五百川からの残雪歩きは始めて!
率直な感想から言うと、この天候でこの残雪歩きは超テンション上がりました(^.^)
本来は登山道を歩くところを残雪のお陰で広く歩くことが出来るので、このあたりで登山者をぶっちぎりで抜きまくった気がします(笑)
みんなこの辺で疲れてきているので、ちょうどよかったですね。
さて、楽しみながら歩いていると午の背まできました。
※午の背山頂側から撮影
ややナイフリッジ気味になっており、残雪の状況次第ではヤバイ感じのアプローチになるかなと思ってましたが、特に雪庇があるわけでもなく、クラックもなく雪も安定していたので、むしろ安心して登れる状況ではなかったのではないかと思います。
ちなみに、祓川から沢に入渓した際、登りつめると午の背あたりに出てきます。
午の背の登山道に出た途端、登山者とばったり遭遇したことがありました。
え?って感じで相手は超ビビッてました(笑)
そして『大丈夫ですか?』と言われました・・・
私は馬の背で滑落した人間のように思われていたようです(笑)
さて、ここまでくると山頂まではあっという間にです。
ガツガツ登りまくり・・・
粟ヶ岳山頂へ到着!
いや~めちゃめちゃ天気が良いです(^.^)
正直、粟ヶ岳にドハマリしそうです(笑)
こんなに良い山に見えるとは・・・まあ良い山なんですけどね(笑)
※背後に映るのは守門岳!
まだまだ守門岳は雪が多いですね。
今日もあの山頂から滑っている人がいるのでしょう(^.^)
さて、短時間ではありますが、山頂を満喫したので下山を開始します!
帰りも残雪を楽しみながら、また新緑のブナ林を楽しみながら帰ります(^.^)
ここまでお読み頂きありがとうございます。
その後は普通に下山したので割愛致します。
しかし、残雪の粟ヶ岳がここまで良いとは思いませんでした。
これからのシーズンは残念ながらヒルと虫が多発してしまうので、この山にとってはあまり良いシーズンとは言えませんが、春先と秋の紅葉の時季に登るのが良いと思います!
来年あたり、この山でもグルメ登山をやってみようかなと思いました(^.^)
是非、興味のある方はお越しくださいませ☆
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