※3月23日 弥彦山 縦走路コース お花畑の尾根を歩く!
先日は、新潟県の角田山で雪割草をたくさん観賞してきました!
色とりどりの雪割草があり、本当に変化に富んだお花畑でしたね♪
そして今回は弥彦山での雪割草やカタクリの開花状況についてお伝えしていきます!
さてさて、個人的な話しですが、以前にこのような花の記事をSNSで投稿していたころの話しですが・・
古い友人は、私がこのような記事を書いていることに違和感を感じまくっていたようで、私という存在は無鉄砲で危険な所へいっては頻繁に大怪我をしてくるイメージがあるようです((+_+))
または、スキーで山の頂上部から崖のような急斜面を滑走している動画ばかりアップしているバカなやつと思われているようです。
それについては全く否定はしません!
個人がもっているDNAを違うものに書き換えることは出来ませんから、私の潜在意識はリスクのある世界を望んでいるのでしょう!
まあ、現実的な思考が根付いてくると、そこは理性のようなものと、今後の仕事のあり方を考えるうえで蓋をしてしまうのでしょうね。
私が登山ガイドの資格を取る以前は、花なんて全く興味のなかった人間ですが、将来は山の仕事についても真剣に考えているので、ただ単に山で考えなしに遊んでいるだけでは成長は望めないからです!
だから、このように私の復習ともなるので花の記事を書いているのです!
と、このような個人的な話はどうでもいいですよね(笑)
さて、今回は同じく雪割草やカタクリの群生地である弥彦山へお邪魔してまいりました(^.^)
前回の角田山ではカタクリの開花寸前の花が一輪だけ確認出来ただけでしたので、今回は拝めることを期待しつつ弥彦山へ!
今回のルートは八枚沢登山口から縦走路へ行き、稜線を辿って山頂を目指すといったものです。
ちょっと面倒ですが、弥彦神社の駐車場に車をとめ、八枚沢まで人力で歩き、ぐるっと一週してくると言った内容ですね!
問題なく通れそうですが、弥彦スカイラインは現在も冬季通行止めですのでね!
ひたすら弥彦神社の駐車場から人力で現場まで歩きまくってきました!
登山口についたころには登る意欲が半減…
ってのは嘘ですが、これから登るのかよって少々モチベーションの低下は否めません…(笑)
まあとにかくこの八枚沢は弥彦山登山ルートのマイナールートであり、駐車スペースも限られることから登山客が少なくて最高です!
更に、スプリングエフェメラルとなる雪割草やカタクリの数は角田山を凌駕するのではないかと思うくらい凄いです(^.^)
特にカタクリの群生率は本当に凄く、あたり一面が紫の絨毯とも言えるくらい咲き誇っていたりします☆
八枚沢をスタートし、入口付近にてすぐにお花がお出迎えです!
キクザキイチゲです!
先ほどまで雨が降り、太陽の光も照らされておらずお花はうつむき加減です。
同じくカタクリも元気がなく凹んでいます・・・・(・・;)
我々人間と同じように、すかっと晴れない天気と青空広がる晴天の時では気分の持ちようは全く違いますよね(笑)
会社の上司にめちゃくちゃ怒られたような状態ですね(^.^)
しばらく天候が好天するまでこんな状態です。
キクザキイチゲについては情報が少なく分かりませんが、カタクリについては温度や光に敏感に反応し、朝方から昼にかけて気温の上昇と太陽光の照射によって花が開花し、夜になると再び花を閉じます。
よって、今日のように雨が降り、気温も比較的低い状況だとこのように凹んだ状態のことが多いようですね。
更に足を進めると・・・
アオキさんの赤い果実が目立っています!
実は、このアオキの生態については非常に面白い要素があるので、もし興味がある方は上記リンクをクリックしてみてくださいませ(^.^)
それなりに情報をまとめているので時間を割いても損はないかなと思います(笑)
ヤブツバキですね!
ツバキさんの記事も角田山の記事でちょっぴり解説しましたが、新潟県で自生するツバキは主にユキツバキです!
『じゃーなんでここにはヤブツバキが自生しとるんじゃ?』
って思う方もいるかもしれませんが…
まあこれについては今後紹介していきますね☆
けっこう生態を知っていると面白いですので(^.^)
ようやく弥彦山で自生する雪割草に遭遇です!
こちらも可愛らしいお花を開花してますね!
でも、どちらかと言うと、角田山の方が雪割草の色や形状のバリエーションは豊富な気がします・・・
なぜなんだろう・・・
単なる気のせいかな・・・
知ってる方は教えてくださいませ!
↑はミチノクエンゴサクです。
ケシ科キケマン属に分類される植物で、基本的にケシ科は毒草というイメージです。
この植物に関しては、有毒か無毒かよく分かりませんが…
食べないことをオススメします(笑)
誰も食べないでしょうけど(^_^.)
これから咲いてくる同じ同科同属のムラサキケマンといった身近な春のお花も出てきますので、一応知っとくと
良いでしょう!
ムラサキケマンは毒草ですので!
上はクサイチゴです!
初夏のころに赤い果実が実り、食用として食べることができますよ!
そこそこ甘くておいしかった記憶があります(^_^.)
そして『ネコノメソウ』です!
なんとも個性的な前ですよね?
名の由来は花期が終わり、後に出来る果実が裂開するとタネが剥き出しになり、その様子が猫の目に見えるから
だとか…
正直、う~ん・・・
って感じで、分かるようで分からないような…
そう言われればそうかもしれない・・・
八枚沢から稜線コースへと進み、しばらく歩くと稜線へ!
全く緑がなく無機質な風景ですね。
まだまだ彩のないさみしい・・・
でも、このお陰で雪割草やカタクリなど、早春のスプリングエフェメラルは林床部まで光が届き、わずかな期間ではあるけど、これだけの彩りを私達に見せれくれるのです!
これから新緑が出てくると春の花は姿を消し、翌年まで地中で息を潜めます。
このはかなさから『スプリングエフェメラル(春の妖精)』などと言われるゆえんになったのでしょうね!
林床部を覆うカタクリの群落!
これが紫の絨毯です!
ちょうど今がカタクリのピークですね。
見るならいまのうちにお越しくださいませ(^_^.)
上は『ナガハシスミレ』
上は『ナニワズ』
又は『ナツボウズ』なんて呼ばれています!
ちなみにナツボウズの由来は、夏になると葉を落とすからだと言われてるようです!
葉っぱの見た目は深い緑で常緑樹のようなんですけどね!
これから脱毛が一気に進行していくようです!
↑は角田山にも咲いていたキクバオウレンです!
これは極めて賞味期限の短い花ではないかなと思います。
角田山や弥彦山では、雪割草やカタクリはしばらく咲いているのに対して、キクバオウレンは
1~2週間ほどすると一斉に姿を消すイメージです。
見応えはあまりないかもしれませんし決して貴重な花でもないかもしれませんが、見られる時に観ておきたい花ですね。
そうこうしていると弥彦山頂へ到着!
さきほどまでは雨が降り注いでいたのに、やや晴れ間がさしてきましたよ!
目的は山頂に着くことではないので、余韻にひたる間もなく即下山を開始(笑)
↑下山の道中に『マンサク』の花を発見!
花っぱくないですが、これが花なんです!
名前のわりにはとても地味なお花ですね…
ちなみにこれはツバキと同じく樹木に分類されます。
と、ここまでいろいろと現在開花しているお花たちを紹介してきました!
本当は一つ一つじっくり花の魅力を解説していきたいところですが、そんなことをしたらいつまでたっても情報を公開出来ません。
詳しく知りたい方は、本サイトで別で植物解説ページを開いていますので、そちらをご参照くださいませ!
以下のリンクからもアクセスできます。
まだ開設したばかりで大したコンテンツではないですが、すこしづつ増やしていきます。
さてさて、今回の記事の主役でもるカタクリの不思議について以下の写真をご覧ください。
※↑1枚葉のカタクリ
※↑2枚葉のカタクリ
カタクリの不思議!
上の写真のように、付け根から葉っぱが一枚のものと葉っぱが二枚のものがあります。
葉っぱが二枚のものは花が一輪ついてますね。
でも葉っぱが一枚のものは花がついてません。
これはたまたま花がつかなかったのか?
そうではありません。
カタクリの生態については別に解説ページを設けましたので、以下のリンクをクリックして頂ければページへとワープします!
以上、弥彦山の早春のお花の開花状況でした(^_^.)
雪割草についても、以下の別記事にて情報を公開してますので是非ご覧ください!
別のサイトに飛ぶわけではなく、このサイト内の記事ですのでご安心くださいませ(^.^)