トキワイカリソウ(常磐碇草)
メギ科イカリソウ属
なんとも意味ありげな名前の植物ですが、トキワ(常磐)とは辞書を調べて頂ければ分かるように、冬でも緑色の葉をしている常緑樹のことをさし、イカリ(碇)とは船が流されないようにするアンカーのことです。
ショウジョウバカマと同じく、早春の山野草の中では珍しい常緑の植物です。
雪国に多く自生する傾向にあり、主に日本海側の多雪地域に多く分布し、通常タイプのイカリソウは太平洋側の降雪の少ない地域に分布します。
ということで、この植物の由来は、太平洋側に分布するイカリソウの常緑バージョンってことですね!
面白いことに、この植物は生薬としての利用価値があるようで、精力剤として用いているようです。
それこそバイアグラと同じ効果があるようで、陰茎の血流を増やし男性の勃起不全に悩む方のアシストをしてくれるようです!
全草にこのような薬効があるようなので、男性でお悩みの方は山菜採り間隔で摘んでみるのも良いのかもしれませんね(笑)