山菜採り 採れたてコシアブラを現地で即料理!種類豊富な山菜ツアー☆
2019年5月12日
今シーズン初の山菜採りツアーを決行致しました!
今回の山菜の主なターゲットはコシアブラ(^.^)
瞬の美味しいコシアブラを求め、私だけの秘密の山菜採りエリアへ皆様をご招待☆
私だけの秘密の山菜採りエリア
本日は今季初の山菜採りツアーを始動!
誰も入らない超山奥のため、厳選されたメンバーのみで実行しました。
タイトルにはコシアブラと謳ってはおりますが、もちろん他の山菜もたくさん狙っております♪
基本的に、山菜がどこでとれるのかについてはお伝えすることは出来ませんので、今回参加された方々にも口外無用という条件のもとで参加して頂きました。
なんたって私の特別エリアですからね(^.^)
ざっくり言えるのは新潟県、魚沼のある山域です!
『ん?でも参加された人は場所を特定出来てるから山菜採りにいっちゃうのでは?』
それについては大丈夫!
なんたって山が深すぎるし、入山したら簡単に出られるところではないので、その山域に精通してなければ脱出することは不可能!
もはや入り込んだら二度と出られないブラックホールのような世界です!
っと、以上のように参加者に脅しておきました(笑)
実際はそんなことはないですが、安易に入ると本当に迷子になるので入らないでくださいとお伝えしました。
まあ、山菜取りの現状に関しては遭難事故が後を絶たない状況ですしね。
その要因としては現在地が分からず、しかも地図も持たず、また読めずに右往左往していると急峻な崖に遭遇し滑落する可能性もあります。
山菜採りの事故は通常の登山に比べて圧倒的に多いですから、これから山菜採りをはじめようと思っているかたがいらっしゃるようなら、準備もなくただ闇雲に山へ突撃するのはやめてくださいませ!
道端に生えている山菜くらいなら遭難する可能性はないと思いますが、基本的に登山道のないような場所で山菜採りをすることの方が多いでしょうから『私なら大丈夫』と思って山へ入らないように念を押しておきます!
食べれる山菜はとにかく採取!
ではでは、さっそく当日の様子について語っていきたいと思います。
さて、当日は最寄りの道の駅にて集合し、現地へ共に向かいました。
まだまだ雪のある山域ですので、途中で車をデポして山へと向かっていきます。
ちなみに今回のメンバーは私を含めて3名となります。
難儀するところですので、これ以上の参加はお断りしてます。
本格的に山へ入山するまでに山菜はそのへんにたくさんありますから、向かっている道中に、食べれる山菜はとにかく採取!
まずは林道脇に生えているフキノトウです。
いたってどこにでも生えている山菜ですよね(^.^)
私は個人的にそんなに好きではないですが、どうしても食べたいとおっしゃる片がいらっしゃったのでいくつか採取です(笑)
さらに、林道脇に生えているリョウブの若葉も採取です!
恐らくリョウブを食べる習慣ってのはこのへんの地域においてもないかもしれませんけど、これも立派な山菜なんですよ!
気になる方は『リョウブ,山菜』と検索してみてください(^.^)
さて、お次はブナの若葉です!
これについては山菜として食用されていた歴史や文化は恐らくないかと思いますが、これも実は食べれます!
それこそ動物のクマも好き好んでブナの若葉をむしゃむしゃ食べます。
冬眠から覚めたクマにとってブナの若葉は貴重な栄養源です。
実はクマが好物な山菜って人間も同じく好きだったりするんです。
それこそネマガリダケなんてクマの大好物でもありますが、我々人間も同じく食用として食べています。
さきほど紹介したフキノトウもクマが食べちゃいますし、人間も食べます。
我々が食べて美味しいものはクマも同じく好んで食べる!
この関係性が一致するならブナも同じく人間の食用となるのではないかと勝手に思ってます(笑)
ちなみに、ミズバショウの花を食べちゃうクマがいますが、これは真似しちゃいけませんね。
なんたってミズバショウは有毒性があるので、人間が食べてはいけないものなんです。
さてさて、お次の目当てはタラの芽です!
立派に成長して美味しそうですね。
私は山菜の中ではタラの芽が一番大好きです(^.^)
コシアブラも良いけど、やっぱり食べごたえのあるタラの芽には敵いませんね。
タラの芽が山菜の王様と呼ばれるゆえんがあるわけです。
藪こぎエリアでコシアブラを採取!
さて、ここから本格的に入山していきます!
完全な藪こぎエリアになります。
私が採取しているエリアでコシアブラが多く自生している特徴としては、豊富なブナ林帯に多いような気がします。
特にブナが極相化しているような林床部には豊富にあるような気がしますね。
タラの芽はその辺の山間部の道端にも多く生えてますが、コシアブラになってくると、本格的に山の中に入る必要があります。
もちろん登山道脇にも多く自生してますが、それらは他の登山客にむしりとられているケースが多いです。
効率よく採取するなら藪漕ぎエリアに突撃して短時間で済ませてしまう方が良いです。
コシアブラが密生している林床部では行動範囲を広げなくても十分な採取が期待出来ますので楽ちんですね。
今年はやや山菜の収穫時季が遅くなっているようで、コシアブラの採取も難儀しました(・_・;)
ほとんど葉が開いてなく、芽の状態のままでしたね・・・
林床部に自生しているコシアブラは背丈が小さいので、どうしても芽吹きが遅れ気味。
ってことで成長スピードの速い場所を狙うしかないと思い尾根筋を登る。
尾根ラインに入り、日当たりもよくなった場所では、ようやく食用になるレベルのコシアブラが出現。
かなり厳選されたけど採取に成功しました!
ちなみにこの子に関しては、まだまだ発展途上のコシアブラで、頂点の芽を採ってしまうと将来性が危ういのでやめました。
樹木に致命的なダメージを与えないよう配慮します。
タラの芽もコシアブラも、芽を全て摘んでしまうと枯れてしまうので、芽の半分以上は残すようにしています。
タラの芽に関しては芽を摘むのではなく、そこから伸びる葉茎をとるようにしてるので、それなりに成長してからでないと私は採取しません!
正直、今日は敗北を心してましたが、なんとか無事目的のものはとれました!
ってことで目的を果たしたので車を駐車したところまで下山開始!
帰路の途中に、そこらへんに生えていたコゴミも採取!
コゴミに関しては山菜の中では比較的簡単に採れるものなので、素人さんでも見分けることさえ出来れば採取可能です!
しかも料理のバリエーションも豊富でアクもクセもほとんどなく、下処理いらずだから簡単に調理出来ますよ(^.^)
採れたて山菜を天ぷら料理で味わう!
さて、駐車場まで戻ってきました!
では、さっそく最寄りの川辺まで降りて料理を開始します。
私のお気に入りスポットです。
いや、偶然見つけました(笑)
会場を設営し、採った山菜を川で洗います。
まずはコシアブラをザルにいれてさっと洗います(^.^)
で、今回の山菜の料理方法は当然ながら天ぷらです!
山菜の旨味を堪能するのは栄養素を損なわない料理方法が最も最適!
天ぷらは高温且つ加熱時間を短縮して仕上げてしまうので、栄養素の流出が少ないのです。
しかも、たいていの山菜はこれでアクがぶっ飛びますので調理も簡単です。
では、まずはコシアブラを頂きます!
私自身、今季初のコシアブラを食します。
油の温度は180~190度くらいで揚げます。
目安としては、割り箸を油に突っ込んだ時に割り箸から泡が出てくるくらいが山菜のぶっ込み時です!
GO!
本日一番の油なので音も色も良い状態!
この時が一番良い仕上がりになるので、最も食べたい山菜は最初に食べると良いかもですね。
この油の状態が永遠と続けば良いのに・・・・
良い感じに揚がりました!
では揚げたてコシアブラを天丼にして頂きます。
※ご飯は私が炊き込んできたタケノコご飯です。
食べてみるとコシアブラ独特の風味が口の中に広がります。
ウコギ科はみんなクセがありますが、このコシアブラも香り、味ともにインパクトがあります。
タラの芽に負けず劣らず山菜の女王と呼ばれる価値はあります(^.^)
ちなみにコシアブラは他にも炊き込みご飯にしても美味しいです!
風味はもちろん、独特の芳香を放つコシアブラは、炊き立てご飯の食欲を引き立ててくれますよ(^.^)
お次はタラの芽です!
個人的に私が最も好きな山菜!
やっぱり食い応えがあって最高!
次はフキノトウです!
あまり私は好んで食べませんが、ゲストの方のため揚げます!
もちろん嫌いではないですよ!
ただ、フキノトウを採るならタラの芽やコシアブラに時間をかけたいなと・・・
贅沢な奴ですんません。
さて、フキノトウをカラッと揚げちゃいました!
皆さん美味しいと食べてくださってます。
そして私も久々に食ってみたら、思ったよりか美味い!
いつも少量の油&安物油でケチって揚げていたためか、今回は贅沢に油の量と質のグレードをあげたら超良かったです(^.^)
そして、次はリョウブとブナの若葉をいっちゃいます!
あまりボリュームのない感じですが、これを揚げます!
※これはリョウブ
※ブナの若葉
お味はと言うと・・・・
残念ながらとくになにも味を感じられません・・・・
ただ、食感は良いですよ!
そりゃ天ぷらだから当然ですけど(笑)
リョウブもブナもアクが少なく、クセもないので食べやすさはあります。
ポテトチップス的な感覚で食べれちゃいます。
市販のポテチをたべるより断然健康的かなと思います(笑)
さて、最後のおもてなし品はコゴミです!
これは天ぷらでも美味しいですが、おひたしなんかでも非常に美味しい山菜です。
私の場合は、胡麻和えにしたり、下ゆでしたものをみじん切りにして納豆にあえて食べることもあります。
粘りけとコリコリした食感があるので、納豆との相性は抜群です(^.^)
また後日、山菜のレシピなんかも公開したいと思いますので、出来上がりましたらトップ画面にてご案内致します。
今回の料理方法は天ぷらオンリーでしたからね!
ちょいと違った料理方法も時間のある時に実践して皆様にお伝え致します。
今後の山菜採り
さて、今回採取した山菜は、タラの芽、コシアブラ、フキノトウ、コゴミ、リョウブ、ブナの6種類の山菜です。
次回はネマガリダケの山菜採りを考えておりますので、同行希望の方はご連絡ください。
先着2名までとさせて頂きます!
埋まってしまっていた場合、別日程にてご提案させて頂きます。
ネマガリダケの天ぷらや味噌汁は本当に美味しいです♪
私の極上のネマガリダケ料理を堪能して頂きたいと思います。
では、日程については今後の予定をご確認ください。
以上『山菜採りツアー 鮮度抜群の採れたて山菜を現地で天ぷら調理!』でした(^.^)