ナガハシスミレ 特徴的なのはとても長い天狗の鼻?
ナガハシスミレ(長嘴菫) 別名:テングスミレ(天狗菫) スミレ科スミレ属の多年草 スミレの仲間たちをご紹介しますが、個人的に私はスミレの選定が最も苦手な人間です・・・ なぜかと言うと種類がめちゃくちゃ多いからです! むしろ、世界で一番分類が細かい種族ではないのかと思ってしまいます(笑) なので、本当に特徴的なスミレのみ掲載しようと思ってますので、今回もそのうちの一つということでご紹介させて頂きます(^.^) さて、まずはこのナガハシス ...
フキ フキってフキノトウ?フキノトウはフキ?
フキ(蕗) キク科フキ属の多年草 早春の山菜として有名なフキノトウ! 天ぷらにして食べると美味しいですよね(^.^) って方と、苦味が強すぎて好んで食べれない、もしくは全く食べれない… そんな風にインパクトの強い山菜であり、誰もが一度は食べたことがあるかと思います。 ちなみに私は好んで食べない派です(笑) もちろん嫌いではないですよ! 『あれ?この記事ってフキがテーマではなかったっけ?』 そう思われた方もいるかと思います。 ...
キクバオウレン 山野草最強クラスの薬草
キクバオウレン『菊葉黄連』 キンポウゲ科オウレン属 オウレンと名のつく植物は非常に多く、その中でも山林でよく見かけることの多い植物がキクバオウレンです。 低山の林床に自生しており、春の雪解けから間もなく開花する春の山野草ですね。 そしてオウレンは生薬として名高い薬効のある植物です! 薬草の中でも最上位にランクインするとのことで、優れたパワーを持った植物のようです(^.^) オウレンの根茎には、薬効成分であるベルベリンが含まれ、この成分は ...
エンレイソウ 名前とは裏腹に毒草?でも長寿効果あり?
エンレイソウ(延齢草) ユリ科エンレイソウ属の多年草 エンレイソウの由来とは? 漢字でこの植物の名前を書くと『延齢草』となります。 名前からして、いかにも体によさそうな作用をもたらすのではないかと想像してしまいますよね? しかし、名前とは裏腹にこの植物は毒草に分類されているようなのです! なんと! 名前に騙された! でも落ち着いてください。 あくまでも毒は、エンレイソウの根や根本付近にあるもので、全草が毒ではないのでご安心 ...
ネコノメソウ(猫の目草) 名前の由来が気になるこの花は一体どんなお花?
ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草(3~5月) 比較的、どこにでもいる野草です。 いわゆる雑草の一種だといってもいいかもしれません。 今回のネコノメソウの撮影は、角田山にて行ってまいりました。 しかしネコノメソウとは面白い名前ですよね? 花を咲き終えたあと、裂開した果実が猫の目にみたてたことからその名があるようです。 なかなかユニークな花の名前となっており、由来をきかなくても花の姿を見るだけでも、なんとなく猫の目に見える・・・? そんな気がしておりま ...
ミチノクエンゴサク 弥彦山に咲く春の妖精
ケシ科キケマン属 本州以北の日本海側の多雪地域で自生する小型の植物です。 同じ仲間で似たような見た目のヤマエンゴサクもいますが、こちらはサイズがやや大きく比較的温暖な地域に自生します。 新潟県では、弥彦山、角田山などの低山でもよく見られる植物です。 私が今回確認出来たのは弥彦山の八枚沢付近です。 春の妖精の仲間ですので、雪割草やカタクリと同じ時季に咲く植物です。 見応えで言うと、他の春の妖精に比べれば花も小さ ...
キクザキイチゲ 角田山で見られる春の妖精
キクザキイチゲ キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草 開花時期は3月~5月 角田山で見られる山野草! 早春に見られるお花の中では雪割草が圧倒的な人気を誇りますが、それ以外にも素敵なお花はたくさん存在します(^.^) 名の由来は、菊に似た花を一輪つけるからついたとの説がある。 ※果たして似ているのかは私自身懐疑的ではあるが、この疑問については別機会に設けることにします(笑) それが、このキンポウゲ科のキクザキイチゲです! なかなか目立つ大きさの花ですので ...
カタクリ ※早春を彩るカタクリの素晴らしい生態!
『カタクリ』 ユリ科カタクリ属の多年草 花期は3月~5月 北日本を中心に多く分布し、低山の落葉広葉樹の林床部に多く自生する。 さて、カタクリの名の由来から紹介しましょう! 名の由来は、カタクリの鱗茎から片栗粉の原料である『でんぷん』を抽出し料理に使われていた時代があったことからついたのではないかと思われます。 ただ大して多くのでんぷんを抽出できるわけではないので、現在は、じゃがいも、サツマイモが代用品として使われています。   ...
雪割草(オオミスミソウ) 角田山に咲く新潟県の県花
『雪割草(オオミスミソウ)』 『キンポウゲ科ミスミソウ属 開花時季は3月~4月』 雪割草(オオミスミソウ)という植物は、新潟県を中心とした日本海側の低山に多く自生していることが多く、メジャーどころでは『角田山』『弥彦山』に多く自生しています(^^♪ 『そんな解説はいらねぇ~よ』って思われる方は、写真多めに掲載してますので、可愛らしいお花ちゃんだけでも見てやってください(笑) 話を戻しますが、『角田山』では様々な色や形をした雪割草(オオミスミソウ)を ...