※この記事は経ヶ岳(福井県) 保月山コース、2019年11月9日の登山記録になります。
経ヶ岳 (福井県) 保月山コース の詳細と難易度
- 山の所在:福井県勝山市、大野市にまたがる山 ※日本300名山
- 標高 :1,625m
- 登山適期:5月初旬~11月初旬
- 難易度 :中級者向けの日帰り登山コース
- 体力度 :※10段階中『4』
- 危険度 :※10段階中『4』
- コース :全体的に歩きやすいが、
持参した装備&行動食
- 30Lザック
- アプローチシューズ
- 帽子
- ツェルト
- ヘッドランプ&予備電池
- 救急セット
- 防寒着&レインウェア上下
- 水1L
- 行動食(菓子パン2個、おにぎり2個、ポカリスエット粉末、アミノバイタル粉末)
- 日焼け止め
- サングラス
登山口と駐車場の状況
登山口は『奥越高原青少年自然の家』の施設からスタートとなります。
また最寄りの駐車場は、当施設の敷地内の駐車場を利用しました。
私の場合、当施設から少しくだったところにある『福井県自然保護センター』の職員に駐車場の場所の確認と、許可を頂いてから駐車しました。
これから行かれる方は事前に施設に確認をとってから車を停められることをオススメします!
駐車場や登山口にトイレはないため、必要な方は『福井県自然保護センター』にお願いして貸して頂くと良いでしょう。
経ヶ岳(福井県)登山 保月山コースの魅力と注意点
- 森林限界を超えた展望の良いコースの割合が長く、ロケーションの良さはとにかく抜群に良い!
- 山頂からは360度のパノラマが広がり、霊峰白山とその奥にまたがるアルプス山脈のロケーションは圧巻である。
- 山頂直下は急坂で、やや斜面が荒れているため滑りやすく注意
- 初見の方は、登山口がどこなのか、また駐車場がどこなのか把握しにくいため、トラブル回避のため、もし分からなければ最寄りのビジターセンターの職員に確認しましょう!
Dr.kコースタイム
登山開始時刻:8時33分
下山完了時刻:15時01分
合計所要時間:6時間27分
地図を用いた詳細なログやコースタイムは下記のヤマップの活動記録を参照してください!
奥越高原青少年自然の家 登山口から経ヶ岳へ
本日は、福井県の名峰、経ヶ岳を登りにきました!
仕事の関係で、月一で福井県にくることがあるので、そのついでに福井の山を登っております(^^♪
お陰で福井県の方よりも福井の山に詳しくなっております(笑)
さて、今回は『奥越高原青少年自然の家』から登る保月山コースになります!
こちらの施設の駐車場を借りてのスタートになりましたが、車をどこに停めて良いのか全く分からず、施設の人に聞くことになってしまいました・・・
こちらの施設が繁忙期でない限り、うるさく言われることはないと思いますが、念のため確認をとってから車を停めてくださいね(^^♪
施設から続く道路を進んでいきます!
途中で、左側に登山口の案内が出てきますので、そちらに従って登っていきます。
いよいよ登山のスタートです!
日差しの入りやすい明るい登山道を歩きます!
今日は一日天気が良いとのことなので、とても快適な登山ができそうです。
ほどなくすると、尾根に到達し分岐が現れますが、ここを右に折れます。
そしたらひたすら気持ちの良い尾根道を山頂に向かって歩き続けるだけです(^^♪
登ったのが11月初旬なので、1000m以下のエリアに関しては紅葉がピークを迎えており、道中の登山道は色づいてとても綺麗です!
登山道を歩き続けていると、途中で車道が現れます。
実は、このあたりまで車で行けるようで、最寄りにも駐車場があるようです!
まあ私は下から登りたいタイプなので関係ありませんけど(笑)
では、引き続き登山道を登っていきます。
登っているとなにやら意味不明な標識が現れます。
アダムとイブ?・・・一体なんなのでしょうか?
これが通称アダムとイブと呼ばれている木です。
このようなタイトルがつけられた理由がきっとあるのでしょうね(^^♪
さて、保月山まで到着です。
ここから少しづつ展望が開けてきますよ!
そして、主稜線もこのあたりから見えてきます。
あの緑色をして山は恐らく中岳にあたり、その奥に経ヶ岳が潜んでいます!
さて、足を進めましょう!
主稜線に到着です!
現在は杓子岳と呼ばれるピークで、この次に中岳、そして経ヶ岳と続いていきます。
ここから経ヶ岳までは意外と長いのですが、天気さえ良ければ大パノラマの主稜線を歩くことができるので、解放感抜群です!
このあたりを覆っているのは笹です。
視界を遮る樹木は一切ありまえんので、とにかく山頂までの展望が良好です。
そして主稜線の中間である中岳!
経ヶ岳までもう一息です!
ここから少しくだって最後の登りです。
コルまで到着したら最後の登り返しです!
山頂は目の前に!
経ヶ岳山頂~奥越高原青少年自然の家 登山口
待望の経ヶ岳到着です!
そして展望が素晴らしい山です!
ちなみに奥にたたずんでいるのは霊峰白山になります(^^♪
そして登ってきた山々を振り返ると、その奥には大野市と勝山市の平野部が広がっています。
とても素晴らしロケーション!
今度は、石川県の加賀方面に目を向けてみました!
すると、とても鮮やかに焼けた山肌が魅力的です(^^♪
感無量です!
さて、ともに山頂で感動に浸っていた登山客の方と少し雑談をしておりましたが、この山には何度か登ってらっしゃるということで、オススメスポットを紹介して頂きました!
その方は、最短ルートの唐谷コースから登ってこられたようで、そのコースの道中にある火口の笹原が素晴らしいとのことで、そこまで同行することになりました。
このように見えているところが火口の笹原になります。
登り返しになりますが、そこまで一度降りてみたいと思います。
火口まで降りてきました!
写真だとあまり素晴らしさが伝わりにくいのですが、登っている最中は感じられなかった経ヶ岳の荒々しさを感じることができ、さらに周囲に広がる笹原と低木樹のコンビネーションが独特の雰囲気を醸しています(^^♪
さて、ここで同行した方と別れて私は主稜線まで登り返します!
主稜線まで登り返したら、あとは下山するのみです!
登ってきた道をひたすら下山!
そして、最初の分岐点だけ登りと違うルートで帰ります。
本来ならここで左に曲がりますが、私は直進して下山します。
恐らくスキー場内ではないかと思われるエリアです。
眼下には六呂師高原が広がっております。
途中で車が通れるような道に出るので、そこを左に曲がり、ひたすら真っすぐいくと登山道らしき道が現れます。
こちらから下山する方は、やや分かりにくいので注意していかれてください。
そうこうしているうちに下山です。
最初に歩いて林道に出ます。
奥越高原青少年自然の家に到着!
非常に良い天気で最高でした!
そして、経ヶ岳がこんなに良い山だとは思いませんでした(^^♪
展望がとにかく素晴らしい山なので、もしこれから行かれる方は絶好調の天気で臨まれてくださいませ!