※この記事は2019年11月3日の粟ヶ岳の登山記録になります。
粟ヶ岳 中央登山口【加茂】コースの詳細と難易度
- 山の所在:新潟県加茂市、三条市にまたがる山 ※日本300名山
- 標高 :1,293m
- 登山適期:5月初旬~11月初旬 ※夏季はヒルが多く蒸し暑いためオススメできない
- 難易度 :中級者向けの日帰り登山コース
- 体力度 :※10段階中『4』
- 危険度 :※10段階中『4』
- コース :粟ヶ岳のコースは三条側と加茂側の2コースのみで、加茂側はロケーションに富んだコースで尾根歩きが中心。
持参した装備&行動食
- 30Lザック
- アプローチシューズ
- 帽子
- ツェルト
- ヘッドランプ&予備電池
- 救急セット
- 防寒着&レインウェア上下
- 水1L
- 行動食(菓子パン2個、ポカリスエット粉末、アミノバイタル粉末)
- 日焼け止め
- サングラス
粟ヶ岳 ※中央登山口(加茂)コースの魅力
- 加茂側では粟ヶ岳の特徴である主稜線に伸びる3つのピークをすべて通過することができ、その展望の良さは低山を忘れてしまうほど壮大なスケールである。特に下山の際に同ルートを引き返すと新潟市とその奥に広がる日本海を拝むこともできる。
- 尾根歩きが中心のコースで、最初から最後まで気持ちの良い登山が可能。
- 紅葉が綺麗な山でも有名であり、特に加茂側からは展望がよいことから綺麗に色づいた山肌を拝むことができる。
守門岳 ※大白川コースの注意点
- 魅力たっぷりの粟ヶ岳ではあるが、残念ながら20℃を超えてくるとヒルが出没しやすくなり、夏季シーズンは蒸し暑さも含めオススメできない。
- 尾根歩きが多いため、全体的にアップダウンのあるコースであるため、三条側よりも少し体力が必要とされる。
Dr.kコースタイム
登山開始時刻:9時04分
下山完了時刻:13時00分
合計所要時間:3時間56分
地図を用いた詳細なログやコースタイムは下記のヤマップの活動記録を参照してください!
第一水源地から山小屋
久々に登山が出来たきがします・・・
仕事や家庭で忙しかったのに加え、週末になると必ずといっていいほど台風がきてしまうので、せっかく時間を確保できても山に行けない日々でしたね(;'∀')
しかし、ようやくこの3連休は天気も良いみたいだし、日曜日は午前中だけ時間がもらえたので粟ヶ岳に登ってきました。
登り口は加茂市の中央登山口からです!
さて、登り口となる水源地にきてみると・・・
おっと!
なにやら山閉いとの幕が張られているではありませんか!
間違いなく今日は天気も良いし山閉いともなれば登山客で混みまくっていることが想定出来た・・・
そして第一水源地の駐車場はすでに満車状態・・・
奇跡的に1台だけとめれるスペースを確保できたので、そこから準備してスタート!
ここから林道を歩いて約10~15分くらいのところに中央登山口があり、そこから粟ヶ岳の登山はスタートします。
この中央登山口の標識を右に曲がってダムを渡ります。
それから道なりに進むとすぐに1合目看板があるので、そこから本格的に登山の開始となります。
登り始めてすぐに尾根にとりつくため、登山道は明るく解放感があります。
これが三条側の登山道と違うところですね。
スタートが9時と遅かったためか、しばらく登っていても登山客とすれ違うことも追いつくこともなく、平和に登山が出来ていました。
3合目付近から登山客の方が少しづつ現れてきたかなといった感じ・・・
このあたりからは本当に人が多かったですね。
中には下山をしてくる方も多かったので、時間に余裕のない私にとっては最悪な日にきてしまったなと思いました・・・(笑)
4合目から5合目あたりの休憩所からみた粟ヶ岳の主稜線。
奥にあるのがそれです!
紅葉もピークを迎えているようで山肌が良い感じに焼けていてい感じです。
紅葉もピークで天気も良く、さらに山閉いともあれば激ごみになって当然ですね・・・
しばらくは目の前にいらっしゃる登山客をどのようにクリアしていくか悩みながら山頂を目指すのでした・・・(笑)
ちなみに登山のペースは人それぞれですので、目の前にいる方がどれだけ遅くともそれにイライラするのは間違っています。
別にあなたが所有している山ではないのですからね。
自分が急いでいるのは単なる自己都合でしかないので、もし先を急ぎたいなら相手に不快感を与えないようなやり方で道を譲ってもらうなどの工夫をしましょう!
う~ん・・・そうは思っていても早く先を急ぎたいな・・・私の心の中の本音です(笑)
さて、加茂側の登山口で一番の難所かと思われる鎖場です。
6合目あたりですね。
山慣れしている方なら、鎖やロープを使うほどのグレードではありませんが、初心者の方や岩場が苦手な方はしっかり握って登りましょう!
足場となるホールドがいくつかあるので、自分の足でしっかり体重をのせながら登ると良いですね。
鎖は単なるバックアップに過ぎませんよ!
鎖場を過ぎるとようやく6合目です。
粟ヶ岳の主稜線がだいぶ近くなりました。
右奥のピークが粟ヶ岳の主峰になります。
6合目から山小屋まではあっというまです。
ちなみに、ここでは山閉いの記念として、登頂記念の賞状がもらえますよ!
山開きでも同様に登頂記念をここでもらえるのですが、まさか山閉いでも頂けるとは思わなかったですね。
今回も小屋の中にいる山岳会の方に、自分の名前を賞状に書いて頂きました。
山小屋から粟ヶ岳
さて、山小屋からは加茂側の登山コース最大の醍醐味である稜線歩きのスタートです。
展望に優れ、ダイナミックな稜線は解放感があって気持ちが良いです!
紅葉は1000mくらいが限界点なので期待できませんが、葉が落葉しているので視界は抜群です!
周囲の山や、ちょっと標高を落とした山肌は紅葉していて綺麗ですので十分に紅葉を楽しめます。
粟ヶ岳最初の第一ピーク(北峰)から振り返ってみた景色!
めちゃめちゃ良い感じ♪
紅葉色づく稜線に、越後平野も見渡せるロケーションがなんとも素晴らしい!
人は激ごみで大変だけど、来てよかったなと感じました(^^♪
さて、第一ピークから山頂まで残りわずかです!
山頂へ到着です!
最初に思ったのが、今までみてきた粟ヶ岳でも断トツ一位の込み具合です(笑)
そんなに広くもない山頂に30人近くいたのかな・・・
立ち替わり入れ替わりコンスタントにそのくらいの登山客がいらっしゃいました!
そして私は時間がないので行動食を軽く口にいれ、早々に退散・・・(笑)
粟ヶ岳から第一水源地
さて、想定していた時間を軽くオーバーしてしまったので、早々に下山を開始しました。
ちなみに、この加茂サイドの登山コースは、下山の時にロケーションをもっとも堪能できるコースです!
標高は1,300mも満たない山ですが、高山帯に負けない良さをもっている山です。
ちなみに冬の粟ヶ岳も本当に素晴らしい山なんです。
私が20代の頃は元旦登山といって毎年この山を登っていた時代もありました(^^♪
豪雪の時は登山口にたどり着くまえに敗退してましたけど・・・
ある程度下山すると登ってくる登山客もいないし、下山客はほとんど追い抜いてしまったので静かに一人の時間を過ごせました☆
そして第二水源地が視界に入ってきました!
下山は間もなく!
さて第二水源地まで下山完了です!
あとは第一水源地まで林道を歩くだけです。
そして第一水源地まで到着!
いや~・・・山がお祭り騒ぎで予定よりも1時間以上も遅くなってしまいました・・・
急いで家に帰らねば・・・
そんな慌ただしい登山ではありましたが、道中で五頭登山ツアーに参加していたお客さんとばったりご対面(^^♪
山あるあるですけど、知り合いの方と山で遭遇するとほっこりしますよね!
『え?まじで?まさかこんなところでお会いするとは奇遇ですね!』みたいな(笑)
次は偶然ではなく、私が企画したイベントに是非お越しくださいませ☆
しばらく体が空かないので予定通りいきませんが、落ち着いたころにご案内いたします!