マンサク『満作、万作、金縷梅』
マンサク科マンサク属の落葉樹
早春の春、冬が終わりこれから春が訪れる里山の景色は無機質です。
そんな中、春の妖精と呼ばれるお花たちが開花し、無機質な山肌にちょっぴろ彩を与えてくれます。
樹木達は葉をつける準備を急がせ、大量の水分を地上から吸い上げています。
そんな中、樹木の中では珍しく、葉をつける前にお花を開花させるのがこのマンサクです!
このように、真っ先に咲く花、まず咲く花・・・真っ先に咲く、まず咲く・・・マンサクといったように変化して名づけられたのではないか?・・・との説があるようです(^.^)
語源ははっきりしてないようですが・・・
他にも、マンサクは稲作の豊作不作を占う風習があったようで、早春の春にたくさん花を咲かせることで豊作、花が少なければ不作などと占っていたようです。
そのことから、マンサク(満作)の名がついたのではないかとの説もあるようです。
マンサクに大変失礼ですが、非常に地味で目立たない花ではあるのですが、さっきも言ったように早春の山は葉っぱもなく無機質な状態です。
そのお陰でマンサクの花も存在感を発揮し、私達の視界によく映るようになります。
これがもし春以降の緑に覆われた山中で花を咲かせていたら、恐らくその存在にすら気づかない寂しいお花であったでしょうね(笑)
彼らがその存在感を存分に発揮できる時季・・・
それが早春の春だけゆえに真っ先に花を咲かせるのでしょうね(^.^)
まあ勝手な私の言い分ですけどね多分ですけどね(笑)