年別アーカイブ:2019年

お花の解説ブログ

2019/5/4

ナガハシスミレ  特徴的なのはとても長い天狗の鼻?

ナガハシスミレ(長嘴菫)  別名:テングスミレ(天狗菫) スミレ科スミレ属の多年草     スミレの仲間たちをご紹介しますが、個人的に私はスミレの選定が最も苦手な人間です・・・   なぜかと言うと種類がめちゃくちゃ多いからです! むしろ、世界で一番分類が細かい種族ではないのかと思ってしまいます(笑)   なので、本当に特徴的なスミレのみ掲載しようと思ってますので、今回もそのうちの一つということでご紹介させて頂きます(^.^)   さて、まずはこのナガハシス ...

お花の解説ブログ

2019/5/4

フキ  フキってフキノトウ?フキノトウはフキ?

フキ(蕗) キク科フキ属の多年草     早春の山菜として有名なフキノトウ! 天ぷらにして食べると美味しいですよね(^.^)   って方と、苦味が強すぎて好んで食べれない、もしくは全く食べれない… そんな風にインパクトの強い山菜であり、誰もが一度は食べたことがあるかと思います。   ちなみに私は好んで食べない派です(笑) もちろん嫌いではないですよ!     『あれ?この記事ってフキがテーマではなかったっけ?』 そう思われた方もいるかと思います。 ...

樹木の解説ブログ

2019/6/13

マンサク  早春にまっさきに咲く地味な花

マンサク『満作、万作、金縷梅』   マンサク科マンサク属の落葉樹     早春の春、冬が終わりこれから春が訪れる里山の景色は無機質です。 そんな中、春の妖精と呼ばれるお花たちが開花し、無機質な山肌にちょっぴろ彩を与えてくれます。   樹木達は葉をつける準備を急がせ、大量の水分を地上から吸い上げています。     そんな中、樹木の中では珍しく、葉をつける前にお花を開花させるのがこのマンサクです! このように、真っ先に咲く花、まず咲く花・・・真っ先に ...

お花の解説ブログ

2019/5/4

キクバオウレン  山野草最強クラスの薬草

キクバオウレン『菊葉黄連』   キンポウゲ科オウレン属   オウレンと名のつく植物は非常に多く、その中でも山林でよく見かけることの多い植物がキクバオウレンです。 低山の林床に自生しており、春の雪解けから間もなく開花する春の山野草ですね。     そしてオウレンは生薬として名高い薬効のある植物です! 薬草の中でも最上位にランクインするとのことで、優れたパワーを持った植物のようです(^.^)   オウレンの根茎には、薬効成分であるベルベリンが含まれ、この成分は ...

お花の解説ブログ

2019/5/4

エンレイソウ  名前とは裏腹に毒草?でも長寿効果あり?

エンレイソウ(延齢草) ユリ科エンレイソウ属の多年草   エンレイソウの由来とは?   漢字でこの植物の名前を書くと『延齢草』となります。 名前からして、いかにも体によさそうな作用をもたらすのではないかと想像してしまいますよね?   しかし、名前とは裏腹にこの植物は毒草に分類されているようなのです!   なんと! 名前に騙された!   でも落ち着いてください。   あくまでも毒は、エンレイソウの根や根本付近にあるもので、全草が毒ではないのでご安心 ...

樹木の解説ブログ

2019/4/12

ナニワズ  ※夏までに坊主になる不思議な樹木

『ナニワズ』 :別名ナツボウズ ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属 落葉小低木     夏に葉を落とすことからナツボウズという異名がついたようです。 秋から新しい葉と翌春の花の蕾が生えるイレギュラーな樹木です。   「ナニワズ」という言葉は、オニシバリの長野県における方言 のようで、長野県の方が地元に生育するオニシバリに似た本種を 北海道で見つけ、それをナニワズと呼んだのが始まりではないかとの説。   実は、ナニワズは雌雄異株の樹木で、アオキ同様にオス、メスと別れています ...

登山ブログ

2019/6/19

国上山 カタクリが彩る早春の魅力溢れる登山道

  2019年4月7日(日)  新潟県 国上山   さて、最近は春の妖精を探しに低山へ通いまくっている私ですが、ノーマークだった国上山にも行ってまいりました。   全く期待もせず、なんとなくお花はあるだろうなといった感覚ですね!   結論から言うと、私の想像を遥かに超えた素晴らしい世界をかもしてました♪   まあ、国上山を完全になめてましたね…(笑)   ちなみに、今回の入山ルートは『道の駅 国上』にてスタートしました。   &nbsp ...

樹木の解説ブログ

2019/6/13

オクチョウジザクラ  ※多雪地域に咲く控えめな桜

オクチョウジザクラ バラ科サクラ属の落葉広葉樹 開花時期は3月~4月     オクチョウジザクラとは、雪国の里山に多く自生する野生の桜です。 私の住んでいる新潟県では、弥彦山、角田山の麓、その他低山でも多く見られます。   正直、ソメイヨシノのような観賞専用に改良された桜に比べれば花も小さく観賞価値は高くありません。 しかし、早春の里山は彩のない無機質な状態ですので、オクチョウジザクラの開花は雪割草やカタクリ等のように色の変化を与えてくれます(^.^)   そのよう ...

樹木の解説ブログ

2019/5/4

アオキ 実は凄い樹木!赤い果実に秘められたカラクリと特徴!

アオキ科アオキ属の常緑樹 開花時期は3〜5月   褐色または緑色で枝先に穂のようにつけ、花弁を4枚有し、子房下位、単性花で雌雄異株である。   新潟県で見受けられるアオキは、豪雪地特有に進化したヒメアオキという品種に分類され、無雪地帯のアオキと違い全体的に小型。   寒さに弱く、氷点下の寒さにさらされると枯れてしまうため、新潟県のような雪の多い地域では雪に埋もれることで生存を可能にしている。   以下、アオキの生態について解説します!   いたってどこにで ...

お花の解説ブログ

2019/6/13

ネコノメソウ(猫の目草)  名前の由来が気になるこの花は一体どんなお花?

ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草(3~5月)   比較的、どこにでもいる野草です。 いわゆる雑草の一種だといってもいいかもしれません。 今回のネコノメソウの撮影は、角田山にて行ってまいりました。     しかしネコノメソウとは面白い名前ですよね? 花を咲き終えたあと、裂開した果実が猫の目にみたてたことからその名があるようです。   なかなかユニークな花の名前となっており、由来をきかなくても花の姿を見るだけでも、なんとなく猫の目に見える・・・? そんな気がしておりま ...

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