エチゴキジムシロ 新潟県で自生する近縁種のお花!
エチゴキジムシロ(越後雉莚) バラ科キジムシロ属の多年草 なんだか人に聞き返されそうな名前のお花ですよね? 「え?今なんて言ったの?」 エチゴキジムシロは同科同属のキジムシロの近縁種で、主に日本海側多雪地域に自生し、姿形はキジムシロに非常に似ている植物です。 さて、この植物についても少し解説していきます! エチゴキジムシロの名前の語源は? エチゴキジムシロ(越後雉莚)・・・ このエチゴについては想像がつくように、新潟県のかつての旧国名である越後からき ...
オクチョウジザクラ ※多雪地域に咲く控えめな桜
オクチョウジザクラ バラ科サクラ属の落葉広葉樹 開花時期は3月~4月 オクチョウジザクラとは、雪国の里山に多く自生する野生の桜です。 私の住んでいる新潟県では、弥彦山、角田山の麓、その他低山でも多く見られます。 正直、ソメイヨシノのような観賞専用に改良された桜に比べれば花も小さく観賞価値は高くありません。 しかし、早春の里山は彩のない無機質な状態ですので、オクチョウジザクラの開花は雪割草やカタクリ等のように色の変化を与えてくれます(^.^) そのよう ...
クサイチゴ(草苺) 食べて美味しい花の後に実る果実!
バラ科キイチゴ属の落葉小低木 花期は3月~4月 早春の低山を登るとよくみかけるクサイチゴ。 キイチゴのしては背丈が非常に小さく、20-60cmと低く、草本(草花)のように見えるため、このように呼ばれておりますが、実際は木本(樹木)の部類です。 まあキイチゴですから樹木であるのは当然ですが、実際に見てみるとその辺の雑草と同じように生えているのでまさか樹木だとはだれも思わないでしょうね(笑) ただ、生命力は雑草と同等に強く、刈っても、根からまた生えてくるようです。 全 ...